私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。
本日のテーマは『でか文字プレゼン』です。
私は普段、自身のセミナーではかなり大きな文字を使って表現を行っています。
私がセミナー講師としてデビューして間もなかった頃、受講者に「岡村さん、これ高橋メソッドですよね」と言われたことがあります。
当時は意味が全然分からなかったので調べてみたところ、文字を大きく表示して行うプレゼンの手法を高橋メソッドと呼ぶそうです。
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ちなみに私は「伝えたいことがイメージできる写真や画像 + 大きな文字」ですので厳密には高橋メソッドではありません(岡村メソッドですw)
なぜ私が大きな文字を使ったプレゼンテーションを実施するのか?それには次の理由があります。
後ろの人にも文字が見やすくなる
私が他の人のプレゼンを見ていて一番不満に思うのは、文字が見にくい点にあります。小さい文字で説明されても、見えないので何も伝わってきません。
やはり聴き手の事を考えると、大きな文字で全員に見えるようにすべきです。
メッセージがシンプルになる
文字が大きいと、1つのスライドに入る文字数が限られてきます。まとまりのないメッセージは2行、3行になってしまい、何が言いたいのかわからなくなってしまいます。
大きな文字にすることで、長いメッセージでも極力シンプルに表現する工夫をしなければいけませんので、簡潔で分かりやすい表現になります。
スライドはやはりわかりやすさが一番ですね。
簡単にスライドを作成できる
パワーポイントなどのプレゼンソフトが苦手だという人の多くは、作るのが大変、あるいはデザインセンスがないという点にあります。
しかし大きな文字のプレゼンでは、メッセージさえ決まればあとはそのメッセージをスライドに入力するだけですので、非常に簡単にスライドを作成することができます。
凝ったグラフや図解表現も大切ですが、凝らなくてもスライドを作成することは可能です。
実は私自身、もともとスライドデザインには全く自信がありませんでした。ところが文字を極力大きくして表現したところ、受講者の方々に評価していただきました。
デザインに凝るのももちろん悪くはありませんが、デザインが苦手な方は、ぜひ大きな文字でプレゼンをするように心掛けてみてくださいね。
大きな文字でシンプルに