【岡村338】富士山プレゼン:視点を変えればプレゼンは変わる | 成功法則実践チャレンジ365

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ちまたにあふれかえっている『成功法則』。世の中には様々な成功法則があるが、それを実践したら本当に成功するのだろうか?
そんな素朴な疑問から生まれたこの企画。
チャレンジャー全員が1つの成功法則を365日間毎日実践し、このブログで報告します。

$成功法則実践チャレンジ365-Okamuraこんにちは、岡村周一338日目です。

私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。

本日のテーマは『富士山プレゼン』です。

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先日、富士山が世界遺産に登録されました。それに伴い、登山客がとても増えているとかいないとかというニュースを見ます。

私は富士山に登ったことはありませんが、友人の話によると、頂上からみる景色は格別のものがあるらしいです。

普段見る景色と違う景色、いいですね。

今日はこの富士山に絡めて「視座」の話をします。「視座」とはどういった視点で物事を見るかという考え方です。

プレゼンテーションでは、プレゼンを行う立場をプレゼンを聞く立場とでは視点が違います。また同じ聞く人でも、経営者と技術者とではまたその視点が違います。

つまり、プレゼンではどの立場で物事を見るかということを意識しながら組み立てていくことが重要です。

例えば私もよく「聴き手の立場に立って考えなさい」という事を言ったりします。つまり聴き手の視座で物事を見るとどういった疑問が浮かび上がるか、どういった気持ちになるかを考えていきましょうということです。

これができるようになるだけでも、かなりプレゼンスキルは高まります。

さらにスキルを高めたい!という方は、もっと深く視座について考えてみましょう。

例えば私がある飲料メーカーでプレゼンを行うとします。その時にはお客様つまり飲料メーカーの人が、どうすれば売上が伸びるか、コストを削減できるかという視座に立ってプレゼンをします。

これをもう少し深い視座で考えると、その飲料メーカーには当然お客様が存在します。そのお客様の視座に立ってみるんです。

ではそのお客様がその商品を買った先にある視座は・・・などと深く掘り下げていくと、プレゼンテーションで提案すべき本質が見えてきたりします。

本来コンサルタントが行う問題解決などにはこういった手法があり、目先の顕在化している問題だけではなく、もっと視座を深めて潜在的な問題に踏み込むことが必要とされています。

こういった思考の上で組み立てるプレゼンテーションは非常に深く、聴き手に対する納得感も増えます。

私はプレゼンテーションの作業の半分は考える作業だと思っています。(残り半分は伝える作業)

しっかりとした思考を組み立て、納得感を得られるプレゼンテーションを目指してくださいね。

プレゼン-岡村周一視座を変えれば本質が明確になることがある