私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。
本日のテーマは『虎の威プレゼン』です。
プレゼンテーションで聴き手に信頼してもらうためのポイントとして、
「自らの実績を示す」というものがあります。
これは、実績のある人ほど聴き手に信頼されやすいという事です。
例えば新人のコンサルタントが、
「こうすれば売上が上がりますよ」と言う場合と
ベテランで過去にたくさんの会社の売上を伸ばしてきたコンサルタントが、
「こうすれば売上が上がりますよ」と言う場合とでは、言葉の重みがが全く異なります。
つまり、実績があると言葉に重みがつくんですね。
ただプレゼンテーションを実施する際、必ずしも自分の実績がある分野だけを話すとは限りません。自分の実績が乏しい分野、最近知識を得たばかりの分野について話すこともあり得ます。
そこで登場するのが「虎の威プレゼン」です。
ここまででほぼお察しがつくと思います。
自分の実績がない状況で聴き手に説得力のある話をするには、実績のある人の言葉を借りると言う事が有効です。
例えば私がプレゼンの話し方講座を開催する際、「大人数で話す時も会話の延長ですよ。」と伝えています。
その際に『道は開ける』『人を動かす』などの著書を書かれているデール・カーネギーも同じことを言っています。といいながら次のようなスライドを見せています。
そうすると「あ、こんな偉大な人も同じこと言ってるんだ」ということで話に重みが出ます。
ビジネスプレゼンテーションなら「御社の社長がこのようにおっしゃっていました」などというと、それだけで一気に信憑性が高まります。
まずは自身の実力をつけることが必要ですが、このように実力者の言葉を有効に活用しましょう!
説得力を増すには実績ある人が語らせるべし●岡村周一のチャレンジ目次へ