(前の記事からの続きです。)
LIVEの後半が始まるまでの休憩の間に、夕食にスパゲティのナポリタンを注文した。
すると、思いのほか早く、私のテーブルまでそれが運ばれてきたので、後半のLIVEはそれを食べながらのスタートとなった。
正直、少し後悔している。スパゲティ自体はとても美味しいのだが、それだけにそれを食べながらだと、せっかくの音楽に集中しずらくなってしまったからである。
後半のトップバッターは、MAKIさんがピアノの弾き語りで、山下達郎の『クリスマス・イブ(CHRISTMAS EVE)』を、スローテンポのアレンジでやってくれた。
続いて、これもクリスマスの定番ソングの『Winter Wonderland(ウィンター・ワンダーランド)』。
どちらも空きっ腹で聴くべきだった。
再びYAYOIさんが登場。オリジナル曲『この街の真ん中を』を久しぶりに披露。
その2番の歌詞を少し紹介したい。
(引用)
白山神社から カミフルマチをぬけて
横断歩道 渡ったら いつものアーケード
焼きたてのパン屋さん 向かいにはブックストア
ちょっと立ち読みした後は レトロな喫茶店
(引用、終わり。作詞:佐藤弥生)
この歌詞の中に出てくる「レトロな喫茶店」というのが、このLIVEの会場である喫茶マキなのである。
この店は建物の2階に入ってるが、1階は「六丁目」という名前のお好み焼き屋で、喫茶マキの姉妹店なのだそうだ。
MAKIさんのFacebookの記事によれば、「六丁目」はこの日で閉店。年明けから改修工事に入るとのこと。前の記事でも書いたが、やがて1階に喫茶マキが移る。
ただし、1月のジャズストリートは、現在の2階でやるそうだ。
喫茶マキは無くなるわけではないけれども、長年親しんだ2階の空間が無くなるというのは、やはり寂しい。
それこそ“この街の真ん中”で、いつまでも末永く営業し続けて欲しいと思う。
続いてYAYOIさんのピアノの弾き語りで『You Raise Me Up(ユー・レイズ・ミー・アップ)』。
YAYOIさんの説明によれば、この曲は荒川静香がトリノ・オリンピックにおいて、イナバウアーで金メダルをとった試合で使用された曲だとか。
クリスマスと直接関係はないが、いかにも冬にピッタリの曲である。
最後はMAKIさんも加わって、ジョン・レノンの『Happy Xmas (War Is Over)』(『ハッピー・クリスマス (戦争は終った)』)をデュオで。さらに『Jingle Bells(ジングルベル)』で賑やかに締めくくった。
もちろん、アンコールもある。何と、お客さんも交えて全員で、『きよしこの夜(Silent night)』を合唱した。
そういえばこの喫茶マキは、日曜日には“うたごえ喫茶”として営業していたのだった。
喫茶マキのオフィシャルホームページ↓
http://makifurumachi.com
【喫茶MAKI チャンネル】
古町の老舗の喫茶店 MAKI よりごあいさつ
【喫茶MAKI チャンネル】
うたごえ
喫茶マキさん、これからもよろしく。
【お詫びと訂正】
12月30日に、佐藤弥生さんから『You Raise Me Up(ユー・レイズ・ミー・アップ)』の説明について記憶違いがあったという連絡をいただきました。
この曲は、正しくは荒川静香さんのトリノ・オリンピックのエキシビションでの使用曲だとのことです。
調べてみたところ、まさしくその通りでした。
お詫びして訂正させていただきます。
ちなみに荒川静香さんが金メダルを獲得した試合での使用曲は、プッチーニのオペラ『Turandot(トゥーランドット)』の中の一曲『Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)』でした。