6月も終わり。 | じろう丸の徒然日記

じろう丸の徒然日記

私こと、じろう丸が、日常の出来事、思うことなどを、気まぐれに書き綴ります。

昨日(29日)は、朝、大寝坊した。
何と、10時半ごろにやっと起きだしたのだ。
 
大急ぎで朝飯(?)を食い、するとまた疲れてしまい、13時ごろまで横になってボーっとしていた。
それから昼飯を食い、部屋を軽く掃除などしていたら、15時を少し過ぎていた。
 
本当は午前中のうちに、例の認知症叔母の様子を見に行くつもりだったのだが、明日にしようと決めた。
15時半ごろ家を出た私は、いつものジャズ喫茶へ車を飛ばした。
店に入ったのは、16時ごろだったと思う。
アイスコーヒーを飲んだら、何となく元気が出てきた。
この店で飼われている2匹出てきて、そのうちの1匹が私にじゃれついてきた。
 
余談だが、この店の中にある本棚に、珍しい本があるのを見つけた。
杉作というあまり聞かない漫画家が著した「猫なんかよんでもこない。」(実業之日本社)という漫画本。
似たような名前の人に「杉作J太郎」というのがいるが、まったくの別人である。
絵のタッチは、何となく滝田ゆうに似ているようだ。
作者は元はプロボクサーの4回戦ボーイだったが、あるとき試合で大怪我をし、網膜裂孔と診断された。
それでボクサーの道はあきらめ、漫画家の兄が拾ってきた2匹の子猫と暮らすうち、その生活を漫画に描くことを思い立つ。
 
店の本棚にあったのは「猫なんかよんでもこない。」第1集。すでに第2集も出ている。
第1集のラストは、すくすくと大きくなった2匹の猫のうちの1匹が病気で死んでしまうところで終わっている。
一見ホノボノとした作風だが、なかなかほろ苦い部分もある、面白い作品だ。
 
17時をだいぶ過ぎたころに店を出た私は、明日に備え、叔母の家の位置をもう一度確認しておくことにした。
とちゅう渋滞に引っかかったり、道を間違えたりしながら、18時20分ごろ、やっと叔母の家を見つけた。
何となくこのまま帰るのが惜しい気がして、玄関のチャイムをつい鳴らしてしまった。
すると元気に叔母が出てきた。最初は私が誰だか思い出せないようだったが、名乗ったらすぐに思い出し、私が来たことをとても喜んでくれた。
それで、私はついつい叔母に誘われるまま上がりこんでしまった。
 
話してみると、叔母認知症とはいえ日常生活にはほとんど支障が無いように見えた。
夕食時だったので、ご飯を一杯だけご馳走になった。叔母は歳のせいか、作ったご飯を食べきれずにけっきょく棄ててしまうことが多いとかで、私が夕食時に上がりこんでしまったのは、むしろ都合が良かったようである。
「今日は何か用事があったの?」
「いえ、たまたま近くを通ったので、たまには叔母さんの顔を見たいなと思って。」
この問答を4回ぐらい繰り返した。やはり叔母は記憶力が落ちているようである。
それにしても叔母の喜びようといったらなかった。亡くなった息子の
お嫁さん

お孫さんと暮らしているのだが、お嫁さんは勤めがあるし、お孫さんはもう高校生なので自分の部屋にいることが多く、叔母はかなり寂しい思いをしていたようだ。
こんなことならもっと頻繁に遊びに来れば良かった。
 
30分ほど叔母の家から辞去した。
思ったよりも元気で、しっかりしているようだったので、安心した。
 
ロウソクの風除けの筒を注文した鈴木仏壇店からまだ連絡が来ない。
このたびの命日にはとうとう間に合わなかった。

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