自律神経を整える1対2の呼吸法 | 大阪府の自律神経失調症治療専門「かねもと鍼灸整骨院」

大阪府の自律神経失調症治療専門「かねもと鍼灸整骨院」

大阪の自律神経失調症の治療・パニック症候群の治療法専門 かねもと鍼灸整骨院です。述べ1万人を改善へと導いてきた自律神経失調症の治療法を公開しています。只今、動画で30分後には心身の不調を改善させる方法を公開中!

自律神経を整える1対2の呼吸法とため息について

こんにちは。かねもと鍼灸整骨院 院長の金本です。

さて、今回は自律神経を整える1対2の呼吸法をご紹介したいと思います。

自律神経を整える呼吸法には、複式呼吸法など様々ありますが、今回の自律神経を整える呼吸法は アスリートも行っている呼吸法です。

効果が立証されている方法なので、ぜひ一度 試していただき、ご自身に合うな…と思われた場合は、日ごろの生活の中に取り入れて欲しいと思います。

実践して頂くことで、深くゆっくりとした呼吸が身に付き、自律神経が整い、体のリズムも整ってくるはずです。

■自律神経を整える1対2の呼吸法■
  1. まず、鼻から息を ゆっくり(3~4秒かけて)吸います。
  2. そして、今度は 6~8秒間、口をすぼめてゆっくり吐き出します。

これを1日に2~3分間行って下さい。

この呼吸法を意識しながら行うことで、自律神経のバランスが整ってきます。

また、何か緊張した場面でも この呼吸法を1回でも行うと、呼吸が徐々に落ち着き 副交感神経が優位になってきます。

ため息をつくと、副交感神経が優位になる

もう一つ、副交感神経を優位にし 自律神経を整える呼吸法をお教えしましょう!

それが、「 ため息 」 です。

はい。あの、ため息です(笑)

実は、これは医学的にもデータがあるのですが、ため息をつくと末梢血管の血流が戻る。という報告があるそうです。

実際に ため息をする時の呼吸を見てみると、ゆっくり息を吸って息を吐く。という動作をしているんですね。

思い浮かべてみて下さい。

自分自身が思いつめている時、不安な時、心配事を抱えている時にため息をついている時を…。

呼吸がとてもゆっくりだと思います。

これは、体の防御反応で、疲労やストレスによって血流が悪くなっている体を、ため息をすることで血液の流れを改善し、副交感神経の働きを高める。それによって、自律神経を整えようとしているんですね。

なので、ため息は素晴らしい防衛反応でもある。とも言えます。

よくため息をつくと、幸せが逃げる。良くない。と言われていますが、

ため息は、体のためには良い効果がある。

実際には、ため息は 身体の防御反応の1つでもある。と言えるのです。

なので、ため息は我慢する必要はありません。

「ため息をつくと、幸せが逃げる。良くない。」という都市伝説を鵜呑みにして我慢をしていると、かえって血液の流れが悪くなり、交感神経もより過剰に働く。

結果、血液の流れもより悪くなり免疫力の低下、頭痛、肩こり、など、心身の不調を招くことにもなり得ます。

なので、


と思って頂けると良いかと思います。

その他にも、自律神経を整える呼吸法を以下にご紹介していますので、ぜひ試してみて下さい。

そして、ご自身に合うもの、やりやすい物を日常生活の中に取り入れ、自律神経を整えることに役立てて頂けましたら幸いです。

>> 副交感神経を優位にする腹式呼吸法


ということで、自律神経を整える1対2の呼吸法と、実は、ため息は自律神経を整えるための体の防御反応であった。その事実について、お伝え致しました。

>> ご家庭で自律神経のバランスを整え心身の不調を軽減する方法
>> 前回の記事「 緊張をほぐすシンプルな方法 」

金本 博明