先月初旬、政治とカネ&朝青龍問題にウンザリしてしまった
私は二週間ほどテレビから遠ざかっていた。
そんな私をテレビに引き戻したものがある。
それは……
フィギュア スケートのペアプログラムだ。
芸術点や美しさなんてのはあくまでも表面的なものだ。
そして私は表面的なものには興味が無い。
本質を見極めようとするのは私の習性のようなものだ。
演技を終えて得点が表示されるまでに私は見極める。
二人はやったのか?やってないのか?を(。-_-。)ポッ
いくら表面を取り繕っても私の目は誤魔化せない。
ミスをした男を慰めるために、しなだれかかる女
その時の男の態度で、二人の関係は大体判る。
男が素っ気無い態度を取れば二十回以上やっている
ということになる。
食傷気味の男と、まだまだ、やり足りない女の構図だ。
優勝した中国ペアは結婚十八年の夫婦だった。
ハプバー&カップル喫茶で修行を積んだ私は最近では
顔を見ただけで、大体判るようになってきた。
奥さんは感じやすいタイプだ。
恐らくテクニシャンの手にかかったら毎分一回は
イカされてしまうだろう。
旦那にテクニックは無いが、男性経験の少ない奥さんは
それでも、十分満足しているといった感じだ。
ロシア代表の日本人、川口悠子は淫乱な顔つきをしているが
性欲は全く無いし、性に対する興味も無いだろう。
ただスミルノフの表情を見ると全くやってないということでも
なさそうで、川口は断りきれずに一回だけやったように思える。
まあ、下品な男を演じるのはこれくらいにして、ここからはちゃんと書こう。( ̄^ ̄)キッパリ!
フィギュア スケートのペアプログラムが、終わってからの
私はカーリングオタクになった。
テレビでは解説者が
「オリンピックレベルの選手は最低でも75%、調子が良い時は90%
前後のショット成功率が必要だ」
と言っていた。
ちなみにショット成功率は100%が上限では無く、最高のショットに
対しては150%の成功率が与えられる。
決勝戦におけるカナダとスウェーデンの各選手の
ショット成功率を記しておこう。
カナダ
リード 89 %
セカンド 84 %
サード 80 %
フォース 82 %
スウェーデン
リード 90 %
セカンド 77 %
サード 78 %
フォース 78 %
そして日本選手の9試合平均ショット成功率はこれだ。
リード 石崎 琴美 81.5%
セカンド 本橋 麻里 76.6%
サード 近江谷 杏菜 66.5%
フォース 目黒 萌絵 70.5%
リザーブ 山浦 麻葉 61.6%
詳細
スイス戦
石崎 琴美 67 %
近江谷 杏菜 61 %
本橋 麻里 69 %
目黒 萌絵 63 %
デンマーク戦
石崎 琴美 86 %
山浦 麻葉 70 %
本橋 麻里 69 %
目黒 萌絵 75 %
スウェーデン戦
石崎 琴美 94 %
山浦 麻葉 65 %
本橋 麻里 75 %
目黒 萌絵 76 %
ドイツ戦
石崎 琴美 80 %
近江谷 杏菜 78 %
本橋 麻里 83 %
目黒 萌絵 78 %
ロシア戦
石崎 琴美 75 %
本橋 麻里 73 %
近江谷 杏菜 57 %
目黒 萌絵 72 %
山浦 麻葉 50 %
イギリス戦
石崎 琴美 88 %
本橋 麻里 83 %
近江谷 杏菜 71 %
目黒 萌絵 85 %
中国戦
石崎 琴美 88 %
本橋 麻里 71 %
近江谷 杏菜 45 %
目黒 萌絵 69 %
カナダ戦
石崎 琴美 85 %
本橋 麻里 86 %
近江谷 杏菜 70 %
目黒 萌絵 54 %
アメリカ戦
石崎 琴美 71 %
本橋 麻里 81 %
近江谷 杏菜 84 %
目黒 萌絵 63 %
日本人選手のショットを見ているとカーリングは難しそうに見えるが
上位チームの選手のショットを見ていると簡単だと判る。
たとえば野球のバッティングは難しい。
世界一の打者でも、3回打席に立って成功するのは1回だ。
ところが、カーリングは狙った一つの石に当てるなんてことは
上位チームの選手であれば十回中、十回成功したりする。
如何にオリンピックレベルの選手と言えども、十回全て成功
するものが難しいはずがない。
なのに日本人選手はショートしたり、すり抜けてかすりもしなかったりだ。
カーリングはギブアップや延長が無ければ予選終了までに
一人頭180球投げる計算になる。(2球(エンド)x10回x9試合)
他の種目のように、一、二回勝負であれば初めてのオリンピックで
緊張していて実力を発揮できなかったのだろうという好意的な見方
も出来ただろう。
しかし、テレビにかじりつき、日本人選手各々のショットを
100投以上見てしまった私にはそれが出来ない。
はっきり言って、今回の日本代表は平均成功率81.5%の石崎を除いて
カーリングに向いてない人達が集まったという印象だ。
今後彼女達のプロフィールには苦手なスポーツ=カーリング
と書いて欲しいくらいだ。
カーリングは毎エンド8球ずつ投げるが、日本は毎回のように2球
前後を無駄球にしてしまう。
要するに8球持っている相手に対して、6球しか持たずに挑んでいる
ようなもんで勝てないのは当たり前だ。
カーリングは難しい競技では無いし、運動神経も体力も必要ない。
必要なのは毎回同じ味の料理を出し続けられる料理人のような感性だ。
千人の若い女の子を今後四年間みっちり特訓しても、浅田真央を
超えるスケーターは現れないだろう。
しかし、同じことをカーリングでやれば、今回の日本代表を超える者が
三百人ほど出てきそうだ。
四年後のソチオリンピックだが
石橋は居ても良い。
本橋は努力して現在の平均成功率を最低成功率にすれば良い。
だが、近江谷、目黒、山浦 がそこにいたら応援する価値も無いということになる。
で、四年後に近江谷、目黒、山浦がソチに居る可能性だが……
結構高いと思う。
何故なら、カーリングでオリンピックを目指そうという者が少なそうだからだ。
その理由はゴルフのように成功すれば年間5億を稼げるわけでも
無いし、練習場がそこら辺に無いということだ。
だから、娘を特訓しようという藍ちゃんパパやさくらパパ
のような親も現れそうにない。
否、決して近江谷、目黒、山浦が悪いわけでは無い。
他に、これといった選手が居ないだけだ。
ライバルが少ない環境で、彼女達がオリンピックに出ようと
するのは極々自然なことだと思う。
私だってオリンピックに「コタツ競技」というものが
新設されたら、出てみたいと思うかもしれない……