事業仕分け! | ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

新宿歌舞伎町でホスト、ソープ、ポン引き、ボッタクリ、取立て屋、カジノ等の職につき、

一時はカジノ、麻雀荘、喫茶店等を経営していた男の、落ちぶれニート生活!!

事業仕分けに音楽家達が参加していた。


官僚OB達が金を中抜きするためだけに存在する

文化関連事業の存続を訴える立場でだ。


その具体的な要求は全国の小中学校にオーケストラを派遣

する事業と地方のオーケストラへの助成金継続だった。


音楽家達は各々、官僚の手先というイメージダウンも

厭わずに事業の存続理由をまくし立てていた。


作曲家の三枝成彰は


「助成が削減されると地方のオーケストラは
存在できなくなる可能性がある」


と言い、ピアニストの中村紘子は


「電子レンジでチンすれば食べられる。そういう物がいっぱい

あるけれど、人間の成熟とはそういうものでは無く、芸術文化は

人間そのものをそだてる。それが一番の中心なわけです」


と言った。


が、私はそもそも日本のクラシックを芸術とは認めていない!


そんなことを認めたら、Jポップもラップもロックも漫才もコントも

けん玉も皆、芸術だと言い出して、面倒くさいことになるだろう。


クラシックを芸術と呼んで良いのはヨーロッパだけで

日本のクラシックはたんなる趣味の世界だと思う。


そしてクラシックは退屈だ。


ニューミュージックやJポップの曲を聴いた時のような感動もない。


バッハやベートーヴェンより先にビートルズが誕生していたら
クラシックというジャンルは現在無かったのではと思う。


三枝成彰に言いたい!


金を払ってでも見に行こうと思う者が大勢居れば

国の助成金など必要ないはずだ。


要するにニーズが無いのだ。


必要とされていないものを国が金を出して続けさせる
理由は全く無い。


中村紘子に言いたい!!


日本の猿真似クラシックこそ「レンジでチン」ではないか?


全国の小中学校にオーケストラを派遣して
どうするんだ?


まだけん玉や漫才のほうがましだ。


子供がピアノをやりたい、音大に入りたいと言い出したら
金の無い親達が困るだけだろう……


最近の事業仕分けには音楽バカだけでは無く、科学バカや

宇宙バカも参加している。


初めは狡賢い官僚達が世間知らずのバカ達をたきつけ

利用しているのだと思っていた。


しかしバカ達の表情を見ている内にそうでは無いと気づいた。


各分野のバカ達は自分達の過去に値打ちを付けたいのだ。


非凡な才能を発揮して、一般人には到底真似の出来ない

仕事をやってきた「特別な人間」だと思わせたいのだ。


更に自分達が居る分野が廃れて己の権威が
損なわれることが許せないのだ。


それ位図々しい人間でなければ、多くの者が野たれ死に寸前の
この時期に、そんな呑気なことを言えるはずが無い……


そもそも私は事業仕分けに反対だ。


事業仕分けを乱暴過ぎると言う者が居るが私に

言わせれば逆に手ぬるい。


老人と母子家庭を切り捨て、新卒者が就職浪人になる大不況の

ご時勢に文化や芸術や科学なんぞ邪魔なだけだ。


問答無用で全て廃止すべきで、今の日本はこんなことを

している暇は無い!


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