犬孝行! | ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

新宿歌舞伎町でホスト、ソープ、ポン引き、ボッタクリ、取立て屋、カジノ等の職につき、

一時はカジノ、麻雀荘、喫茶店等を経営していた男の、落ちぶれニート生活!!

昨日はポリンキーの元飼い主の女の家へ遊びに行った。


以前も書いたが、ハプバーで知り合った女の家には

ポリンキーお気に入りのチワワが二匹居る。


テレビの前で寝転がった私は三匹にもみくちゃにされる。


腹の上を走られ、胸元をかきむしられ、顔の上に座られたりする。


しかし私だってやられっぱなしというわけではない。


奴らのプライドである尻尾を引っ張ってみる。


すると奴らは一層ムキになって私に向かってくる。


その光景を見た女は


「私と遊ぶ時はそんなに楽しそうにしないのに」


とヤキモチを焼くが素人はこれだから困る。


犬の世界は縦社会だ。


私を含めた4匹は優劣順位を決める戦いをしているのであって

決して遊んでいるわけでは無いのだ。( ̄^ ̄)キッパリ


三匹は各々私を打ち負かすことによって他の二匹に

自分の強さを見せ付けようとする。


いわゆる示威行為というやつだ。


それにしてもポリンキーのあざとさには驚かされる。


普段の私との暮らしを忘れ、二匹と共に三位一体攻撃を
しかけてくる。


一瞬淋しい気持ちになるが、奴にだって犬社会での

立場というものがあるのだろう。


私はポリンキーの攻撃に対しては大げさに痛がるが

あとの二匹の攻撃には反撃する。


もちろんポリンキーをボスにしたい一念からで

まあ、パチンコ屋の遠隔操作のようなもんだ。


鼻や指を本噛みされた瞬間は


「私が本気を出せばお前らが恐れている柴犬よりも強いのだぞ!!」


と言いたくなるのを堪える。


そして戦いは終わった。


三匹の態度からするとどうやらポリンキーがボスで

私は四位になったようだ。


女の家から帰る途中、年末ジャンボを10枚買った。


自分の部屋に帰り、アメーバニュースを見るとそこには


「宝くじ当選者のペットが共通」


という文字があった。


祈るように中を開くと


ネコを飼っている人が当たると書かれていた。


「…・・・…」


十秒後、私はつぶやいた。


「ふぅー、ネコを飼ってて良かった…」


私は戦いを終えてぐったりしているポリンキーを

抱き上げ言った。


「良いか?今日からお前の名前はミィちゃんだ!

12月31日までミィちゃんだ!判ったな!」


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