新年初の更新は、教室(授業)で使える(大型)タイマーについてのご紹介です。

昨年から使い始め、とても使い心地がよかったので、年末のセミナー等でもご紹介させていただいていたものです。「あれはどこの製品ですか?」という問い合わせもいただいていますので、こちらでご紹介させていただきます。

まずは、実際のイメージから。

molten(モルテン) デジタイマチャレンジ UD0010/molten(モルテン)

¥21,600
Amazon.co.jp

これは、モルテンという会社がつくっている製品です。モルテンは、部活をしていた人にはけっこう有名で、バレーボールやバスケットボール、サッカーボールなどの公式球を作っている会社です。本社は、広島市にあります。(Wikipediaによる)

授業でタイマーやストップウォッチを使われている先生は多いかと思いますが、教師だけが見える小さなタイプのストップウォッチやタイマーではなく、黒板に貼りつけて全員がタイムを見ることができる大きさのタイマーのメリットは、次のようになります。

①教室後方から十分な視認性である(数字がはっきり見える)。
②軽くて持ち運びしやすい。(手に持つと、驚くほど軽い)
③タイマーをセットして(スピーキングやリーディングの)活動をすると、残り時間が分かる。
 生徒:「あとどれくらいかな?」「あと30秒なのでもう少しがんばって話を続けてみよう」
 生徒:「あとどれくらいかな?」「あと3分しかない。がんばって早く終えよう」

④早く終わった生徒も、残り時間のカウントを見ていて飽きないので静かに待ってくれる(笑)
⑤黒板に貼りつけられる(裏に、強力なマグネット)ので、置き場所に困らない。



タイマーは、他にもいろんなタイプが売られていて、私も好きなので、これまで何種類かのものを試してきました。たとえば、次のものを購入したこともあります。


molten(モルテン) トレーニングタイマー TRT10/molten(モルテン)

¥41,040
Amazon.co.jp


これは、まさに部活で使えるタイマーです。1つ目にご紹介したタイマーより大きめで、電池で動くタイプです。ただ少し値段が高くなります。4万円程度の製品が、amazonでは3万円程度で購入可能です。

私は長らくこのタイプを授業で使用していましたが、電池で動くタイプは「どこでも使える」というメリットがあって体育館などの部活動では重宝しますが、教室で使うタイマーの場合には、「電池式でなくてもよい」と思うようになりました。電池だと交換が必要になるからです。交換が必要ということは、必要経費がかかるわけで、もし電池を事務室などでいただける場合があったとしても、何度もお願いするのは申し訳ない気持ちになってしまいます。

そして、よく考えると、教室には常に「コンセント」があるわけで、マグネットで黒板に貼るタイプだとコンセントまで届くコードもついていて、電源タイプで十分ということに気づきました。

検索すると、教室で使えるタイマーは他にも何種類かありましたが、私の場合には、「持ち運びしやすい(軽さと大きさ)」「教室で使える視認性」「経済性(電池式でない)」の3つを考えると、1つめのタイマーに行きついたというわけです。

私自身、そのタイマーを知ったきっかけは、同僚の先生が自費で購入され使っておられて、すごく使い勝手がよさそうで、その先生も薦めてくださって購入したことがきっかけです。調べてみると学校に出入りされている業者さんよりも、amazonの方が値段が安かったので、そちらで購入しました。約20000円の製品が、amazonでは16000円程度でした。(現在も同じくらいのの値段のようです。)


以上、教室で使われているタイマーをお探しの方への情報提供でした。

大きなタイマーのメリット③は、生徒指導上の観点からも有効ですよ。
(早く終わった生徒への対応にもなる。残り時間が分かると精神的に安定する。)