木の文化の継承 木のソムリエツアー | 住教育から学ぼう〜

住教育から学ぼう〜

【住教育・住育】とは様々な経験から「住」に関するあらゆる知識と
「住」を選択したり、見抜く力を習得し、健全で健康、安心な住生活を実践することができる人間を育てることである。
(ウィギペギアより)
一般社団法人住教育推進機構 三ツ井仁

我が日本の経済、産業先進国でありながら
国土の70%を森林が占め
貴重な環境資源に恵まれた国です。
それは、祖先が「木の文化の継承」というかたちで
森林を大切に守ってきた賜物です。

「自然との共生」という教えを引き継ぎ
安倍川流域の森林を守っていくことが
「木の文化の伝承者」としての使命です。

 

 

 

 

そう話されるのは
鈴木林業 鈴木さん

 

一般社団法人住教育推進機構主催
木のソムリエツアー2017
第1回 山を見る の講師としてお越しいただきました。

 

 

静岡市安倍川流域は
針葉樹(ヒノキやスギなど)が27%を占めます。
のこりは広葉樹。

 

静岡にも
多くの広葉樹の森があることを知りました。

 

 

森林も整備計画が必要です。

梅が島地域では
間伐を3回行います。

 

25年までは大きくなるための間伐。
その後は成長の競争のために
成長環境を作るために間伐をします。

 

 

 

 

間伐材はそのまま放置し
土留めの役割を果たします。
10年もすれば消えてなくなるそうです。

 

 

 

伐採現場に向かいます。

山のオーナーには
その地の歴史観をしっかりと持って頂くそうです。
 

その魅力を最大限に引き出し
次の世代に引き継ぐ計画を提案します。

 

 

 

 

しかし、山々を転売されることで
それらの意識は薄れ
儲かるか儲からないかの判断になってしまい
山が守られなくります。

 

 

森林を守ることは
水資源を始め
地域の文化や慣習も守ることに繋がっていきます。

 

 

 

 

ここは
数年前に雪害にあいました。

 

 

どのように復旧していくのか。。。
木々を観察し
災害の影響を受けたもの
傷がついたもの
間引き
の順番で伐採されます。

 

 

これもその場所の環境を守るためです。

 

 

 

この場所は
今は伐採せずに次の世代に残すようです。

 

 

 

林業は
持続可能な取り組みです。

特にバランスが大切。

社会とのつながり
環境保全
災害
経済活動

 

 

 

山の専門家として
鈴木氏は
山の未来を見続けています。

 

 

 

 

 

今日もありがとうございます

 

新暦 平成29年8月8日
旧暦 6月17日
立秋(りっしゅう) 涼風至 (すずかぜ いたる

 

大暑(たいしょ)とは
毎日暑い日が続きますが
お盆明けには秋の気配が少しづつ感じられます。
この日から
季節の挨拶も
暑中お見舞いから残暑お見舞いに変わります

 

涼風至 (すずかぜ いたる)とは
夏の暑い風から
秋の涼しい風に替わりはじめる頃。
まぶしく輝いている太陽も日射しを和らげ
夕方に鳴く虫たちの音色も
涼しさを演出してくれます。

 

 

『 住育』

住まいを通じて未来の子ども達の成長を育みましょう

【住育】とは
様々な経験から「住」に関するあらゆる知識と「住」を選択したり、
見抜く力を習得し、健全で健康、安心な住生活を実践することができる人間を育てることである。
国民一人一人が、生涯を通じて健全で安全な住生活の実現、住文化の継承、健康や、
良好な環境の確保等が図れるよう、自らの「住」について考える習慣や「住」に関する様々な知識と
住を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指す。
2006年に成立した住生活基本法の基本理念には、以下の4つが謳われている。
住生活の基盤である良質な住宅の供給
良好な居住環境の形成
居住のために住宅を購入するもの等の利益の擁護.増進
居住の安定の確保
これら基本理念において日本国民にとって「住育」が必要な教育であるといえる。
(ウィギペギアより)

一般社団法人住まい教育推進協会