曖昧で魅力的なところ | 住教育から学ぼう〜

住教育から学ぼう〜

【住教育・住育】とは様々な経験から「住」に関するあらゆる知識と
「住」を選択したり、見抜く力を習得し、健全で健康、安心な住生活を実践することができる人間を育てることである。
(ウィギペギアより)
一般社団法人住教育推進機構 三ツ井仁

日本の住文化がどんなに進化しても
または、西洋化しても
玄関で靴を脱ぐ・履くと言うスタイルは変わっていません。

外に出る為には
玄関に行かなくてはならないのです。
何か目的が無いと外出しなくなっていませんか?
古民家【伝統的な住宅】は
縁側があります。

廊下代わりの空間であったり
内を外を繋ぐ空間であったり
その用途は様々です。

月見をしたり
庭の景色をみたりと
子どもから大人まで縁側を使う機会は多かったように感じます。

しかし
昭和後期から縁側が減り続けます。

その理由は
生活スタイルの西洋化
家の中に廊下できること
和室の減少
庭の減少
などが挙げられます。

結果
内と外を曖昧に繋げていた縁側は姿を消しつつあります。

私達は先人から
外へ誘う機会を受け継ぐことが出来ませんでした。

これから
家の中だけでなく
外へ、庭へ繋げる機会を創り上げていかなければならないのかもしれません。

それは
縁側にこだわること無く
ウッドデッキでも
坪庭でも
アイデアは様々。

子ども達が家の中に閉じこもるのではなく
外へ繋がる空間をご提案していければと思います。



NHK 美の壺 縁側 では

1つ目のツボは、「五感で味わうパラダイス」
2つ目のツボは、「知恵を凝らして早変わり」
3つ目のツボは、「今と昔、家族を結ぶ」

とありました。

参照 : NHK 美の壺

曖昧な空間には
いろいろなお役目があるのですね。







今日もありがとうございます





新暦 平成28年7月28日
旧暦 6月25日  土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

『 住育』

住まいを通じて未来の子ども達の成長を育みましょう

2106年 木のソムリエツアー in 静岡 のご案内

第1回 山をみる 平成28年6月19日(日)
第2回 製材に行く 平成28年7月31日(日) 10時から12時
第3回 住育を学ぶ 平成28年8月21日(日) 10時から12時
第4回 木造住宅をみる 平成28年9月11日(日) 10時から12時

詳細は静岡県木の住まい支援協会へ

【住育】とは
様々な経験から「住」に関するあらゆる知識と「住」を選択したり、
見抜く力を習得し、健全で健康、安心な住生活を実践することができる人間を育てることである。
国民一人一人が、生涯を通じて健全で安全な住生活の実現、住文化の継承、健康や、
良好な環境の確保等が図れるよう、自らの「住」について考える習慣や「住」に関する様々な知識と
住を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指す。
2006年に成立した住生活基本法の基本理念には、以下の4つが謳われている。
住生活の基盤である良質な住宅の供給
良好な居住環境の形成
居住のために住宅を購入するもの等の利益の擁護.増進
居住の安定の確保
これら基本理念において日本国民にとって「住育」が必要な教育であるといえる。
(ウィギペギアより)

一般社団法人住まい教育推進協会