剣淵ツアーレポート(3)大交流会! | 映画『じんじん』公式ブログ

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「絵本の里」北海道剣淵町を舞台に人の優しさと親子の絆を描く、
映画『じんじん』2013年春〜全国で上映。現在はオンデマンドサービス等で観ることができます。撮影記録や映画の最新情報をお届けしている公式ブログです。

映画『じんじん』全国初の上映会後の
熱気と興奮のさめやらない町民ホールをあとに、
参加者の皆さんは「大交流会」の行われる
レークサイド桜岡」へ。

このホール、映画『じんじん』の重要なシーンに使われ
エキストラの町民の皆さんが多数登場していましたっけ。
さっきまで見ていた映画の中に入り込んだような気分です。


大交流会会場に集まったのは、約200人。
撮影のメイキング映像が流れる会場内には、
剣淵の特産品の飲み物・食べ物が勢揃い。
「しそしそ話(しそジュース)」「夢見るトマト(トマトジュース)」
「けんぶちにんじんジュース」などなど。
剣淵名産のジュースは、ネーミングも楽しい。


レークサイド桜岡の数々のお料理に加えて、
『じんじん』ロケのときに、キャストやスタッフのために
連日美味しいお食事を作ってくださっていた地元の女性団体の方々、

ここでも炊き出しをしてくださいました!


炊き出し隊の皆さんも、映画の完成を祝って、笑顔、笑顔。
剣淵産のお米を使ったおにぎり、豚汁、
手打ちそば、おでん、ポテトサラダ、わらびの漬け物、
山菜おこわのおにぎり、コロッケ、などなど
どれもほんとうに美味しいです。
中央女性会、商工会女性部、日赤奉仕団、
ひまわり会、福有会のみなさん、ありがとうございました。


映画の中で銀三郎が「これを食べに帰ってきたんだよ!」と
ほおばっていた「でんぷんだんご」もあります。
映画を見終えた直後のお客さまに大人気。


佐々木剣淵町長の開会挨拶に引き続き、
映画『じんじん』のもうひとつの主要なロケ地、
宮城県松島町の大橋健男町長からご挨拶。


「昨年3月11日の東日本大震災では
全国から支援を寄せていただき、ありがとうございました。
剣淵町からもたくさんの絵本を送っていただきました。

松島町も、現在人口は15000くらい。
少子高齢化という問題が、やはり私たちの町にもあります。
新しい時代の、新しい町づくりを進めていきたいと思っています。
絵本の町づくりを進めてこられた剣淵町は、大変すばらしいです。

実は私も、松島町での映画ロケを見にいき、
ちょこっと、出演もさせていただきました。
今日は、どういうふうに仕上がっているのだろう、
なるほど、映画はこうやってつくるのか…と感動しながら
見ていました。涙がぼろぼろでした。
とてもきれいな映画でしたね。剣淵の風景、松島の風景、
そして、人の愛情がたいへん美しく撮られていました。
こんなにきれいな映画の舞台になる剣淵町がうらやましいですね。
松島町も、少しでもあやかりたいと思っています。

今後、この映画も、松島町から発信していきたいと思っています。
昨年、絆という言葉が昨年流行しました。
あまり流行語になってしまうのもどうかなという言葉ですが、
やはり人と人の絆が基本です。松島町民と剣淵町の皆さん、
そして映画に関わられた各自治体が一致協力して、
絆の町づくりをすすめていきたいと思います。
ほんとうに素晴らしい映画完成、おめでとうございます。」


そして、大河邦晃町議会議長が乾杯の音頭を。
「この映画は剣淵町の宝物になる、と思いながら拝見しておりました。
大地康雄さんの並々ならぬ情熱の賜物です。
われわれ町民は、大地さんの気持ちを全国に伝えていかなければ
ならない責任があります。一丸となって頑張ります。
皆さん、お力を貸してください。」


ところで、この交流会の司会は、
このブログにも連載(!?)をご寄稿くださっている、
剣淵町役場経済課商工観光室長の、酒井修さんです!!
「お祭り好きなので…」と謙遜していらっしゃいましたが、
笑いを随所にちりばめ、ときには既にお酒でゴキゲンになっている
関係者をバッサとさばきつつ…の名司会ぶり!

いままで、ブログでは、
ホワイト酒井、ブラック酒井、グレー酒井と
そのつど色の名前を変えて登場されていましたので
「今日は何色ですか?」と伺いましたら、
「完成した映画を見て清々しい気分なので、クリア酒井です」
とのことでした


そして、昼間に行われた試写会、この交流会、
翌日「絵本の館」で行われた座談会と、
つづけて、MCをつとめてくださったのは
地元北海道のFM局「AIR-G」 のパーソナリティ、石倉まりえさん。