映画『じんじん』公式ブログ

「絵本の里」北海道剣淵町を舞台に人の優しさと親子の絆を描く、
映画『じんじん』2013年春〜全国で上映中!撮影記録や映画の最新情報をお届けしている公式ブログです。


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3月5日に東京都荒川区で行われた「じんじん」上映会レポート、後編です。

前編はこちら

映画のエンドロールがすべて流れ終わったあと、客席からは自然に拍手がわき起こりました。そして全国各地の多くのスローシネマ上映会でいつのまにか「定番」となってきた上映後のプログラム、地元の読み聞かせ団体の皆さんによる「クロコダイルとイルカ」の読み聞かせタイムが始まりました。

ひと文字ひと文字に意味を込めて

今回お話をしてくださったのは、荒川区の図書館や小中学校で活動するボランティア団体「おはなし つくしんぼ」のメンバーの皆さん。

左から今野陽子さん、石畑榮一さん、原口きみえさん。

第1回目の上映後に読み聞かせをしてくださった石畑さんは、「ほんとに俳優さんじゃないんですか?」と思わずこちらが質問してしまうほど、情感あふれる朗読でした。孤独で獰猛なクロコダイル、かわいらしいイルカのアヤカの声との使い分けにも驚かされました。かつては小学校に勤務され、子どもたちに読み聞かせの授業などをされていたこともあるそうですが、今は落語や講談、無声映画の活動弁士など、ボランティアで活動ををなさっています。3月26日(土)には日暮里サニーホールで「第一回あらかわを語る講談会」にも出演されるそうです。

「大地康雄さんは、よくこんな素晴らしい映画を作りましたね。ほんとうにじんじんと感動しました。銀三郎は寅さんの再来ですね。この絵本もとても良いです。大きなクロコダイルが主役、というのがいいですね。子どもは意外と、大きな動物を観たり描いたりする機会がないんです。せっかく動物園に行っても、小さなは虫類をスケッチしたり。でも『かわいそうなぞう』を読んであげたあとには、みんな象の絵を描くんですよ。ワニを主役にした絵本、とても良い思います」

絵本の読み聞かせで心がけていることは何ですか?という質問に、石畑さんは「絵本は、ほかの文学とちがって、文字が少ない分、ひと文字ひと文字に意味が込められていると思います。例えば、行が1行空いていることにも意味がある。そうしたひとつひとつを大切に考えながら読むようにしています」と答えてくださいました。

読み聞かせで癒されるのは大人たち?

「おはなし つくしんぼ」の代表をつとめる今野さんからはこんなお話が。

「最近はお子さんを連れてくるお母さんを絵本で癒してあげたい、と感じることが多いです。お母さんたちはやっぱり疲れが溜まっているように思いますし、実際、大人のための朗読会なども企画しています。『クロコダイルとイルカ』は、大人向けの絵本でもありますね。小さなお子さんのためには、絵本『ぴょーん』(まつおかたつひで作・ポプラ社)など、擬音語などの多い本を読むことが多いです。『ぴょーん』のところでお母さんやお父さんに子供を抱き上げてもらうと、お子さんがキャッキャと喜んで、それを見て親も笑って。親が笑うのを見ると、お子さんもまた楽しくなって笑うんですよ」

原口さんは、落語をモチーフにした演劇や日本舞踊などを介護施設、児童館、学校などに「出前」する劇団「夢華座」の代表もつとめていらっしゃいます。

「『クロコダイルとイルカ』の絵本は、海の青と自然のグリーンが多いなか、この夕焼けのページの赤が印象的です」と話してくださいました。

もちろん「おはなしつくしんぼ」の皆さんは新しい「ゆいの森あらかわ」でも読み聞かせをしてくださる予定!(ぜひお願いしますね!と横で堀室長がお願いされていました^^)日本の伝統芸能を地域に根ざす活動も続けていらっしゃる方が読み聞かせをされているというのが、下町荒川らしいです!


ロビーでは『クロコダイルとイルカ』をはじめ、前編でもご紹介した柳田邦男さんがおすすめする絵本を販売するコーナーもありました。荒川の皆さんにとって、ますます絵本が身近になり、すばらしい「ゆいの森」ができますように!荒川区の皆さん、ありがとうございました。

       

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絵本を真ん中に、人の心の優しさ、家族の絆、町づくり、といったテーマを私たちに投げかけてくれる映画『じんじん』。先月の国分寺市に続いて、都内での上映会がありましたのでレポートします。
※写真はクリック(タップ)すると拡大表示できます。


東京都荒川区の町屋駅前。
都内に唯一残る都電・都営荒川線と、東京メトロ千代田線、京成線の3駅が交差する「下町のターミナル」です。

今回は3回上映でしたが、第1回の朝の10時の会から、会場の「ムーブ町屋ホール」に多くの方がご来場くださいました。

蔵書60万冊、絵本3万冊!複合施設「ゆいの森」来春開館

今回の上映会は、荒川区に来年3月オープン予定の区立の複合施設「ゆいの森あらかわ」の開館プレイベントとして企画されました。


1回目の上映前には、荒川区長の西川太一郎さんが駆けつけて、ご挨拶をしてくださいました。

   

「ゆいの森あらかわ」には、蔵書約3万冊の「絵本館」が入る予定です。この絵本館はノンフィクション作家の柳田邦男さんが監修されています。
「絵本は人生に三度、読む時期がある。大人に読んでもらう子ども時代、子供に読むために親になったとき、そして子育てを終えた後、自分のために」という考えを取り入れ、すべての世代が楽しむことができる絵本館にします。絵本の里、剣淵町が舞台の「じんじん」を観ていただき、どうぞ皆さまの財産として、「ゆいの森」を育てていただきたいと思います。

   

柳田邦男さんと荒川区、そして「じんじん」のつながり

荒川区では「柳田邦男絵本大賞」を創設し、子どもから大人までが参加できる絵本の感想文コンテストを8年前から毎年開催しているそうです。柳田邦男さんといえば…そう、「じんじん」の応援団員代表呼びかけ人として、映画公式サイトにもメッセージをくださっています。


「じんじん」公式サイトより


ちなみに、柳田さんは昨年、荒川区内のある小学校で読み聞かせをなさったそうですが、そのとき選ばれた絵本が『クロコダイルとイルカ』だったとか!この頃から荒川区と「じんじん」のご縁は始まっていたんですね。

荒川区地域文化スポーツ部 複合施設準備室室長の堀裕美子さん(写真左)、主任主事の寺田彰宏さん(写真右)にお話を伺いました。



  



来場者に配布された「ゆいの森」資料より


区内の7つの図書館のうち最も老朽化の激しい荒川図書館が、「ゆいの森あらかわ」に生まれ変わることになりました。荒川区には区立の「あらかわ遊園」がありますが、「ゆいの森」は雨の日にも子どもが楽しんでいただける場所になります。中高生の皆さんのためのコーナー、地域の大人がボランティア活動をするスペース、親子で参加するワークショップルームなどを、すべて壁の少ない広いワンフロアにおさめ、様々な世代の人たちを結ぶ空間にします。

乳幼児とその親のためのエリアも充実させます。公営の施設では同様のコーナーはあっても飲食は制限のある施設がまだまだ多いのですが、「ゆいの森」では開館時間内はいつでも飲食OKのエリアを設ける予定です。館内の本を持って入れるカフェも併設します。災害時には乳幼児に特化した避難所になります。

「ゆいの森」の目玉となる「絵本館」は、階段状に並ぶベンチを3万冊の絵本の本棚が囲む空間。静かな環境が守られる図書館エリア(蔵書60万冊!)とはフロアを分けますので、絵本館はお子さんとそのご家族が絵本を囲んでにぎやかに過ごしていただける場所になると思います。また、階段状の座席を利用して、映画会などのイベントも考えています。

荒川区では子どもの「科学離れ」対策にも取り組んでいます。「ゆいの森」では、科学に関する本の読み聞かせと親子で楽しめる実験がセットになった「理科読(りかどく)」ワークショップを運営していく予定です。

そして、荒川区出身で多くの優れた歴史記録文学をされた吉村昭さんの書斎を再現した記念文学館も、館内にオープンします。

さらに、南千住が松尾芭蕉の「おくのほそ道」出立の地であることにちなみ、国内外の俳句資料を集めたコーナーもできる予定です。今や海外でも愛好者がいる「俳句」。外国語の俳句は語学の勉強になるということで、日本人の方にも人気なんですよ。

  

うーん、「ゆいの森あらかわ」、お話を聞けば聞くほどうらやましい!

お二人に「じんじん」の感想を伺いました。

堀さん「私も子どもが小さいときに絵本を読み聞かせたりしましたが、銀三郎のように、本を読みながら“つくり話” をしてしまうこと、あったなぁ、と思いながら観ていました。そんな思い出を、カタチにして娘に渡すことのできた銀三郎の姿に涙が出ました。銀三郎のような、あんなダメダメな大人(笑)を、温かく包みこむ剣淵の町や人は素敵ですね。荒川区は現在、住民の「幸福実感度」を上げるためのさまざまな取り組みを行っています。区内には大型マンションがどんどん増えていますが、基本は人と人とが助け合って生きている「下町」の空気が流れています。たとえば港区とか新宿区のような都心に比べると、銀三郎のような大人も幸せに暮らせる町だと思います」

寺田さん「2歳の息子がいるのですが、この映画を観て、絵本を読んであげよう、と思いました。今、実際に読み聞かせをしています」

今後、館内での読み聞かせやワークショップ、館内の運営に携わるボランティアを募集していくそうです。「じんじん」の剣淵町で、町の大人たちが農作業の合間に「絵本の館」で子どもたちに絵本の読み聞かせをしているように、「ゆいの森」も地域の皆さんで助け合い、子どもを見守り育てていく、素敵な「下町の図書館」になっていくといいですね!

レポートは後編に続きます

       

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「絵本の里」として四半世紀にわたる町おこしを行ってきた北海道の剣淵町。

この「町おこし」への取り組みの実話をもとに、大地康雄さんが映画『じんじん』を企画しました。映画は2013年5月から旭川・札幌で先行公開、7月より全国で公開されました(「ぴあ」の公開初日満足度調査では堂々の1位を獲得!)。

その後は「スローシネマ」という各地域の皆さんが自主上映会を行うスタイルで、公開から間もなく3年目を迎える現在も全国での上映、そして上映準備が続いています。

さて、北海道といえば、プロ野球パ・リーグの北海道日本ハムファイターズを思い浮かべる方も多いと思います!

ファイターズは2013年から「北海道179市町村応援大使」という取り組みを続けています。北海道の各市町村に、ファイターズの選手が1年間「応援大使」として任命され、1年間さまざまな交流を通してその市町村を応援します。10年間かけて、179すべての市町村を応援しよう!という企画です。


(ポスターの写真は剣淵町町づくり観光課さんからお借りしました。 ありがとうございます!)


4年目となる(2013年スタート、というのは「じんじん」と同じですね!)2016年度は18市町が選ばれているのですが、2016年度は選ばれた18市町村の中に剣淵町が!そして、応援大使に選ばれたのは…なんと、ファイターズ不動の4番、中田翔選手!そして石川慎吾選手です。

中田選手は昨シーズンはキャリア初の30本塁打を達成、そしてベストナインとゴールデングラブ賞とパリーグを代表する選手として大活躍。昨年秋「プレミア12」での、チャンスに強い驚異的な打点量産も記憶に新しいですよね!
そして、石川慎吾選手は2011年のドラフト3位でファイターズに入団。2014年からは1軍での活躍も増え、人気上昇中の期待の選手です。

応援大使となった両選手は1年にわたり町との交流をつづけます。
活動は特設サイトでもご紹介していきます。

先週末には、剣淵町の早坂町長が、沖縄県名護市で行われているファイターズのキャンプへ激励訪問!早坂町長から中田選手へ、絵本「ムーニャとほしのたね」がプレゼントされました。小さいお子さんがいらっしゃる中田選手。読み聞かせしてくださるかな?^^

この話題はファイターズの公式サイトでも紹介されました

また、現在、この2人の応援大使活動と剣淵町の特徴をプリントデザインした限定のトートバッグ「ジモトート」を製作しよう!というプロジェクトが進行中です。

このプロジェクトにご賛同いただいた皆さまから1口2,000円、合計100口以上(計20万円以上)の協賛が集まれば、剣淵町オリジナルトートバッグを製作、今夏にお手元に届きます!
トートバッグには中田選手、石川選手の缶バッジがついてきます。他では絶対手に入らない超レアグッズになることは間違いなしです!

プロジェクトへの参加は現在受付中。3月末日までの受付ですので、剣淵町大好きな皆さまもファイターズファンの皆さまも、お急ぎください。
詳細はクラウドファンディング・サービスサイト「ACT NOW」の
「剣淵町のジモトートを作ろう!」ページをご覧ください

ちなみに今まで作られたジモトートのラインナップはこちら。
これは…ちゃっちくない(失礼)、というか、ほんとにおしゃれですよね。これは、ぜひ剣淵のトート、作って欲しいな!

来月はじめには、中田選手も出場予定の「侍ジャパン(日本代表)」強化試合、そして3月末にはいよいよ今年のプロ野球も開幕しますね!今年も大活躍が期待される中田選手と石川選手がドラフト(抽選)で応援大使になってしまう剣淵町。 剣淵からもファイターズからも、今年もやっぱり目が離せません!

        


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今も全国でスローシネマ形式での上映が行われている映画『じんじん』。
2月5日と6日に東京都国分寺市で行われた上映会のレポート、後編です!
前編はこちら



さて、今回の2日目の上映はおそらく全国初?アコースティックライブつきの上映会でした!
ライブをつとめてくださったのは、国分寺市出身のアコースティックデュオ「ふたば」のおふたり。左が藤川僚馬さん、右が岡部慧斗さん。

なぜ上映会にライブを?実行委員の根本節子先生(市内小学校の保健室の先生!)に伺ってみました。


準備の様子のスナップ写真でゴメンナサイ、右端にいらっしゃるのが根本先生です…
ちなみに奥に座っていらっしゃるのは、上映会の会計をしっかり守ってくださり、メンバーから信頼の厚い神山さん。小学校の給食調理のお仕事を通して実行委員メンバーに加わってくださいました。

「上映会の準備を進める中で、実行委員の間で『ふたばに来てもらえたらいいね』という話になりました。ふたばは国分寺市を中心に大変人気があり、私たち学校の先生、そして子どもたちとご父兄の方にもファンが多いんです。2人に来てもらえれば、“地域をつなげる”という今回の上映会の意味もより深まると思いましたし、上映会をより多くの層の方にPRできると思いました。」



実際2人は会場でも大人気!ご自分たちのCDだけでなく『じんじん』のチラシを持ってきた子供たちにもサインをしてくださっていました。

ふたばの2人は、地元のライブハウスや路上ライブ(府中駅前が多いそうですよ)や各地のショッピングモール、イベント会場での活動が中心。意外にも、市内随一の本格的な音楽ホールであるいずみホールでライブを行う機会はあまりなかったそう。


1回目の上映後のライブでは「友達へ贈る歌」「パノラマ」の2曲、2回目の上映後ライブでは中島みゆきさんの「糸」のカバーも披露してくださいました。2回目のライブでは客席からアンコールの拍手もが起き、実行委員も「時間大丈夫かな!?」の嬉しい悲鳴。



アンコールにもしっかり応えてくださった2人。おふたりは2回目の上映で『じんじん』を観てくださいました。岡部さんは「涙で若干鼻声です…」と言いながらステージに上がってきてくださいました(岡部さんはご自身のTwitterでも映画の感想を書いてくださっています。じんじんのTwitterでもRTしていますのでぜひ読んでみてくださいね)。藤川さんは「僕は涙もろいので、事前にスタッフさんに『泣けますよ』と言われて、泣かないように構えてました(笑)。小学生の頃、教室に地域のお父さんお母さんが来られて絵本の読み聞かせをしてくださったのを思い出し、子供の頃にタイムスリップしたような気持ちになりました」とMCで話してくださいました。


冬の寒さを吹き飛ばすような、温かく真っすぐな歌。2人の演奏、そしてハーモニーが素晴らしかったです。『じんじん』の世界にも通じるハートフルなライブをありがとうございました!

ちなみに1日目の5日は、上映後に『クロコダイルとイルカ』の読み聞かせがありました。
1回目の上映後の読み聞かせをしてくださる予定だった、実行委員で児童文芸作家の光丘真理さんが、インフルエンザで無念のご欠席。急遽代わりをつとめてくださったのが、おはなしの会「でんでんだいこ」の松﨑由子さん。



「孤独なクロコダイルの気持ちをどう伝えるのか、考えながら読みました。2回目の上映後に読んでくださった絵本書店「おばあさんの知恵袋」の三田村慶春さんの朗読は、クロコダイルと同じ、お父さんの立場からの読みきかせだったのでよかったですよ」




国分寺の上映会は、絵本が身近にあるお子さんとそのお父さんお母さん、現役の学校の先生たちが一体となって運営し、受付ロビーでも笑い声の絶えない、ほんとうに楽しい上映会になりました。上映会にお邪魔すると、ほんとうにその街が好きになります。知っているようで知らない、国分寺の魅力がいっぱい伝わってきました。6日にお会いできなかった方も含めて、実行委員の皆さんほんとうにありがとうございました!お疲れさまでした。

     

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もう2016年も立春を過ぎましたが、今年初の記事になってしまいました。今年もどうぞ「じんじん」と当ブログをよろしくお願いします。

剣淵町、松島町、足利市などでロケが行われたのが2012年の初夏。4年経った今も上映が続いていることが、とてもうれしいです。ありがとうございます!

また、既にニュースなどが流れてきているようですが、「じんじん2」今年いよいよ撮影開始予定!のようです。こちらでご紹介できることが出てきたら、お知らせしますね!

さて今日は、先週末(2月5日・6日)、東京都国分寺市で行われた「じんじん」上映会の様子をお届けします。


6日(土)14時の上映会におじゃましました。
国分寺市は東京の多摩地区、東京都のちょうど真ん中あたりにあります。
西国分寺駅前。広場を取り囲むように団地やショッピングセンターが並び、その一角に今回の会場「いずみホール」があります。


14時からの回は、全4回の上映会の最後の会ということもあり、たいへん多くの方が来場してくださいました。

上映に先立ち、この上映会の実行委員長で児童文学作家の漆原智良(うるしばら・ともよし)先生が登壇されました。


このブログをずっと読んで下さっている方は、見覚えがある!と思われたかもしれません。そうです。2014年7月、東京都羽村市で行われた上映会の実行委員を務めてくださった漆原先生。

羽村市上映会の記事はこちら 

漆原先生は羽村市在住ですが、国分寺市の小学校でもPTA講演や感想文指導などをされています。そのご縁で、羽村の上映会に国分寺の学校の先生達が来場し、「国分寺でも『じんじん』を」と、映画を観て先生の想いを受け取った学校の先生やそのお友達を中心に、実行委員が結成されました。

1934年生まれの漆原先生。ご家族を東京大空襲で失い「戦災孤児」として戦後の人生を歩いてこられた先生は、今でも精力的にご自身の著作や講演活動を通して平和や復興への想いを子どもとその親へ伝えています。

現在は東日本大震災の被災地をテーマにした絵本を執筆中(発売次第、このブログでもご紹介したいと思います!)。

「家族を失いひとりぼっちになり、学校にも通えなかった自分の心を支えてくれたのは、幼い頃母が読んでくれた、たくさんの絵本です」と話された漆原先生。「絵本の中の主人公と一緒に笑ったり泣いたりすることで、情緒が豊かになる。絵本を読む子供にいじめる子はいないと思っています」


国分寺の実行委員の皆さんは「現役お母さん世代」が中心。とにかく明るく、笑顔を絶やさず、サクサクと上映会の運営をこなされているのが印象的でした。

右から2番目の方が現場委員長(?)の田村香代子先生。現在は杉並区の小学校の先生ですが、田村先生の明るいお人柄を慕ってお友達の先生やママ友さんを中心に多くの実行委員さんが集まりました。

「4回目の上映会は特に大盛況です。途中、中で観ていたのですが、大地康雄さん演じる銀ちゃんの台詞に、客席がドッカーンってウケてて…。周りが笑うと自分も大きな声で笑えるんですね。みんなで映画を観る楽しさってこういうことなんですね!」

左端にいらっしゃるのは長田(おさだ)文子先生。市内の小学校で新任指導をされており、新任時代の田村先生を指導されたこともあるご縁で、実行委員に加わってくださいました。


「ベテラン俳優さんたちの演技に引き込まれました。『絵本の里』の取組みが実話と聞いて、あのバブル時代に、このようなことを始められた剣淵の皆さん、すばらしいと思います」


先ほどの写真で長田先生のお隣にいらっしゃったのが、市内の小学校の図書館の司書さんでもあるY先生。Y先生が今みんなにおすすめしたいのはヨシタケシンスケさんの絵本。「今図書室でいちばん人気があると思います。どの作品も面白く、大人でも楽しめると思います。」


Y先生のお子さんも、じんじん」史上最年少(小学1年生!)実行委員として頑張ってくれました。
「映画でおもしろかったのは、銀三郎が酔っぱらってしまうところと紙芝居をするところ。『クロコダイルとイルカ』も読んだよ」


そしてこの上映会では新たな試みも行われました。それは…後編でお読みください!

        

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