配給プロデューサーの『じんじん』ロケ日記（6）

映画『じんじん』のメインロケ地で行われる
全国初の完成披露試写会も、いよいよ今週末！
ほんの数ヶ月前まで撮影をしていたなんて…
ほんとうに、時間の経つのは早いです！
うかうかしてられません

ブログもどんどん更新していきます。

さて、昨日にひきつづき、
『札幌映画サークル』の会報に連載中の
配給プロデューサー野嶽さんのロケ日記。
特別に許可をいただき、こちらでも
転載させていただいています。

※ブログ用に、一部改変をさせていただいています。

6月9日

8日、高峰家の納屋での撮影。
東京から剣淵にやってきた女子高生・彩香について
銀三郎が庄太から、重大な事実を聞かされるシーンです。

朝から現場がピリピリとした空気に包まれ、
監督、キャメラマン、照明、音声など
いつもより人数を少なくした撮影です。

大地さんと佐藤Ｂ作さんが絡み、
この作品唯一のアクションシーンで、重要な位置を占めます。
名優同士の演技は、さすがに息をのむほどです。乞う！ご期待です！！

6月11日

10日午前2時半、モンゴル!?に向って出発。
銀三郎の口上を撮るため、撮影隊より少し早く朱鞠内を出て2時間半、
着いたのはモンゴルの大草原を彷彿とさせる猿払村の牧場。
羽織袴姿に鉢巻きをキリリと結び、
威勢のいい銀三郎のガマの油売りの口上が響きました。

遊牧の民の住居「ゲル」を3棟移築。
民族衣装に身を包んだ旭川在住のモンゴルの方々
20人ほどがエキストラ出演し、
初めて見るガマの油売りの口上に、
やんやの喝采が沸き起こりました。
「さあさあ、お立会い！ご用とお急ぎでない方は･･･」

（つづく）

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