こんにちは
4月前半の南相馬号の活動報告です❗
今回はリピーター限定参加のツアーとさせて頂いたため、ビッシリ満席となった前回と違い、ゆったり広々快適な夜行バスの移動となりました。
現地に到着したらまずは、ボランティア活動センター(ボラセン)へ。
こちらは3月に移転をして、4月1日から新たにスタートしたボラセンで、この日は移転後初めての週末でした。
この日集まったボランティアは、JILCAともう1団体、個人参加の方々50名くらい。
時の経過と共に、ボランティアの数も少なくなっているそうです。
活動内容の説明の前に、ボラセンのセンター長から移転の経緯についてお話を伺いました。
震災がきっかけでスタートしたボラセンですが、今回で5回目の移転だったそうです。
これまで、色んな苦難を乗り越えてきたが最後の最後まで被災者の立場に立ってやっていく。
新しいスタートに、熱い思いをお聞きすることが出来ました。
この日の活動は、2組に分かれての活動です。
活動場所と活動内容が書かれた指示書に沿って、必要な道具と資材を準備します。
A班は、仮設住宅から復興住宅へ転居する方の引っ越しお手伝い。
※プライバシー配慮の為、活動写真はありません
狭い仮設住宅に対して、ビックリするほどの荷物の量。
そこに住む前は、きっと大きく立派なお宅に住まわれていたのが想像できます。
窮屈な仮設暮らしから、一歩前進し新しい生活へ。
全ての悩みが払拭できたわけではありませんが、依頼者さんの門出の日にお手伝いできて私達も嬉しくなりました。
B班は今後更地にするお宅の庭木の伐採です。
始めに、被災物の片付けと草刈りをしました。
メンバーの中でチェーンソー講習を受けられた方が木を伐採します。
集積所へ運びやすいように、伐採した木を90㎝くらいの長さにカットします。
お宅の裏手に、梅の木が綺麗に花を咲かせていました。
もうすぐ満開になるこの木にも、伐採の指示がありました。
生きている木を切らなければならない理由を考えると、やるせない気持ちでいっぱいです。
このお宅の依頼者さんには、今回お会いしませんでしたが、活動後我が家に訪れた時、どんな思いをされるだろう。
それでも、前に前進するために必要な事。
少しでも前向きな気分になっていただけていれば、私達もやった甲斐があります。
活動終了後、銭湯へ行く前に「もち処 木の幡」へ
名物の凍天は揚げパンの中に餅が入って、ふんわりモチモチ
疲れた身体に、美味しく染み渡りました。
お風呂、夕食を済ませ、今回お世話になる宿泊場所に到着した頃、この日はちょうど皆既月食の日で、みるみるうちに満ち欠けする月を見ることが出来ました。
次に皆既月食が、日本で見られるのは2018年。
その時はどんな日本なのかな?
色んな思いを胸に、この日は終了。
お疲れ様でした。
活動2日目、生憎の雨です。
この日の活動は、主に竹の伐採です。
竹を伐採する人。
細かくカットしてトン袋に入れる人。
いっぱいになった袋を
集積所へ移動させやすいように、一ヶ所に固めます。
みんなで力を合わせて、えっほっえっほっ!
午前中だけの活動でしたが、たくさんの竹をトン袋に積める事が出来ました。
雨の中にも関わらずイキイキ活動して下さったJILCAの精鋭達とセンター長の松本さん、集合写真です。
新年度最初の週末、皆さんお忙しい中ご参加下さりありがとうございました!
大きなお風呂で疲れた身体を癒した後、
東京へ帰る前にちょっと寄り道。
津波の被害にあったJR富岡駅周辺を視察しました。
少し前まで立ち入ることもできなかったこの地域なので、手付かずの被災状況が4年経った今でも広がります。
その後、3.11で殉職された二人の警察官が乗っていたパトカーに手を合わせに行きました。
最後まで住民に避難を呼び掛けたお二人の勇気と、震災の悼みを後世まで残していこうと保存されることが決まったそうです。
その後、富岡駅のお隣竜田駅へ。
JR常磐線は現在こちらの駅までが運行されています。
線路の向こうにキレイな桜(?)が咲いていました。
震災から4年が経ち、春の訪れと共に、少しずつ南相馬も変化しています。
JILCAはこれからも、現地の方の心に寄り添い活動していくぞ!と決意を新たにした南相馬号でした。
(作成者 R)
4月前半の南相馬号の活動報告です❗
今回はリピーター限定参加のツアーとさせて頂いたため、ビッシリ満席となった前回と違い、ゆったり広々快適な夜行バスの移動となりました。
現地に到着したらまずは、ボランティア活動センター(ボラセン)へ。
こちらは3月に移転をして、4月1日から新たにスタートしたボラセンで、この日は移転後初めての週末でした。
この日集まったボランティアは、JILCAともう1団体、個人参加の方々50名くらい。
時の経過と共に、ボランティアの数も少なくなっているそうです。
活動内容の説明の前に、ボラセンのセンター長から移転の経緯についてお話を伺いました。
震災がきっかけでスタートしたボラセンですが、今回で5回目の移転だったそうです。
これまで、色んな苦難を乗り越えてきたが最後の最後まで被災者の立場に立ってやっていく。
新しいスタートに、熱い思いをお聞きすることが出来ました。
この日の活動は、2組に分かれての活動です。
活動場所と活動内容が書かれた指示書に沿って、必要な道具と資材を準備します。
A班は、仮設住宅から復興住宅へ転居する方の引っ越しお手伝い。
※プライバシー配慮の為、活動写真はありません
狭い仮設住宅に対して、ビックリするほどの荷物の量。
そこに住む前は、きっと大きく立派なお宅に住まわれていたのが想像できます。
窮屈な仮設暮らしから、一歩前進し新しい生活へ。
全ての悩みが払拭できたわけではありませんが、依頼者さんの門出の日にお手伝いできて私達も嬉しくなりました。
B班は今後更地にするお宅の庭木の伐採です。
始めに、被災物の片付けと草刈りをしました。
メンバーの中でチェーンソー講習を受けられた方が木を伐採します。
集積所へ運びやすいように、伐採した木を90㎝くらいの長さにカットします。
お宅の裏手に、梅の木が綺麗に花を咲かせていました。
もうすぐ満開になるこの木にも、伐採の指示がありました。
生きている木を切らなければならない理由を考えると、やるせない気持ちでいっぱいです。
このお宅の依頼者さんには、今回お会いしませんでしたが、活動後我が家に訪れた時、どんな思いをされるだろう。
それでも、前に前進するために必要な事。
少しでも前向きな気分になっていただけていれば、私達もやった甲斐があります。
活動終了後、銭湯へ行く前に「もち処 木の幡」へ
名物の凍天は揚げパンの中に餅が入って、ふんわりモチモチ
疲れた身体に、美味しく染み渡りました。
お風呂、夕食を済ませ、今回お世話になる宿泊場所に到着した頃、この日はちょうど皆既月食の日で、みるみるうちに満ち欠けする月を見ることが出来ました。
次に皆既月食が、日本で見られるのは2018年。
その時はどんな日本なのかな?
色んな思いを胸に、この日は終了。
お疲れ様でした。
活動2日目、生憎の雨です。
この日の活動は、主に竹の伐採です。
竹を伐採する人。
細かくカットしてトン袋に入れる人。
いっぱいになった袋を
集積所へ移動させやすいように、一ヶ所に固めます。
みんなで力を合わせて、えっほっえっほっ!
午前中だけの活動でしたが、たくさんの竹をトン袋に積める事が出来ました。
雨の中にも関わらずイキイキ活動して下さったJILCAの精鋭達とセンター長の松本さん、集合写真です。
新年度最初の週末、皆さんお忙しい中ご参加下さりありがとうございました!
大きなお風呂で疲れた身体を癒した後、
東京へ帰る前にちょっと寄り道。
津波の被害にあったJR富岡駅周辺を視察しました。
少し前まで立ち入ることもできなかったこの地域なので、手付かずの被災状況が4年経った今でも広がります。
その後、3.11で殉職された二人の警察官が乗っていたパトカーに手を合わせに行きました。
最後まで住民に避難を呼び掛けたお二人の勇気と、震災の悼みを後世まで残していこうと保存されることが決まったそうです。
その後、富岡駅のお隣竜田駅へ。
JR常磐線は現在こちらの駅までが運行されています。
線路の向こうにキレイな桜(?)が咲いていました。
震災から4年が経ち、春の訪れと共に、少しずつ南相馬も変化しています。
JILCAはこれからも、現地の方の心に寄り添い活動していくぞ!と決意を新たにした南相馬号でした。
(作成者 R)