平成26年8月1日
葛粉でつくるプリン風デザート「抹茶くずプリン」
≪くろみつの材料≫
黒砂糖 100g
水 100g
※鍋に黒砂糖と水を入れて、煮溶かす。冷めてから使う。
※煮詰めすぎると苦みが出るので、注意する。くろみつは市販のものでもOK。
≪作り方≫
① ボウルに本葛粉、さとう、抹茶、水、豆乳を入れて、よく混ぜる。
② ざるなどで、①をこしながら、鍋に入れる。
③ 鍋を中火にかけ、木べらで混ぜる。
④ 液体状からクリーム状に固まりかけてきたら、弱火にして、1分混ぜる。
⑤ 用意した器に入れる。あら熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。
⑥ ⑤にくろみつをかけ、好みのフルーツをのせて仕上げる。
※④で混ぜすぎると、プリンが固くなります。
つくれぽ
(住職の味見)「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花」(『万葉集』・山上憶良)葛の花は秋の七草のうちの一つです。これから紫色で房状の花を咲かせます。昔から親しまれてきた花なのですね。
さて、花より葛粉。抹茶のさわやかな香りと葛粉のしっとりなめらかな食感が合わさり、高級スイーツ「真夏のなめらかプリン」となりました。家にあった黒ずんだバナナやちょっと粉っぽくなったスイカをのせ写真に撮ると、とってもゴ゛ージャスな雰囲気を醸し出していますね。なんでも腐る寸前が一番うまみが凝縮しているといわれます。ということで、ホントにとっても美味しいですよ。
(典座の
つぶやき)さわやかな「真夏のなめらかぷりん」の完成です。プリンは「満足感が大事」と思っていただけに、豆乳とくず粉で作るプリンはヘルシーすぎ?と
思ってました。果物をたくさんのせて、手作りの黒みつをかけると、お店で買うプリンよりずっと豪華。もしかすると、ふつうのプリンを作るよりずっと簡単
(作っみないからわかりませんが)&ヘルシーかも。美味しいですよ!!
※典座(てんぞ)とは、修行僧の食事、仏や祖師への供膳を司る僧侶のこと
ああ