「遺体 明日への十日間」。もう、見ていられない… | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

「遺体 明日への十日間」。もう、見ていられない…

映画館で見なくて、よかった。だって…。


開始後、すぐに涙が…。それが止まらない。


これは、つらい。見るのが、つらい。予想した以上に、すごい映画だった。


でも、だからこそ、絶対に見た方がいいです、1度は。


舞台は「遺体安置所」の体育館。それ以外のところは、ほとんど出てこない。


前半は音楽もまったくナシ。


「誰まも」と同じく、志田未来だけではなく、佐藤浩市、佐野史郎も出ていた。


そして、「誰まも」で志田の母親役だった女優さんも…。


少女の「ご遺体」が運ばれてきたときの、志田の様子といったら…。たまりません。


今回はあえて録画しなかった。次の放送は9日。次は録画します。ワンシーン、ワンシーンをじっくり見たいから。


いままでにたくさん見てきた3・11ものとは明らかに違う。


身が引き締まる思いです。


スカパーの「日曜邦画劇場」。上映後には君塚監督へのインタビューもあり。


「出演者もみな、覚悟がいる」


「無名の役者さんだけで撮った方が、という声もあった。でも、それだと…」。監督の答えに納得しました。