84年、猪木&前田&藤原vs長州&谷津&浜口。これ、すごいカード! | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

84年、猪木&前田&藤原vs長州&谷津&浜口。これ、すごいカード!

テレ朝チャンネルの新日本クラシックを見ていた。前田特集。

 

84年、猪木&前田&藤原vs長州&谷津&浜口。ものすごい客だ。しかし、いくら見ていても、会場がわからない。大阪や名古屋ではない。

 

 

ちょっと調べたら、これはわからないわけだ。京都府立体育館。同時に客がすごいのも納得。京都は名古屋・愛知県体育館を毎回、超満員にするプロモーター、共同企画の富野さんの担当だからだ。

 

 

それにしても、このカードはすごい。こういう地方興行が私は見たいのだ。

 

 

2月24日放送。84年といえば、4月に前田氏はユニバーサルを旗揚げするので、その直前。猪木さんと前田氏が組むのは、もしかして、これが最後か。

 

 

藤原選手は2・3札幌で、藤波戦を控える長州さんを花道で襲い、初めてスターダムに出る。テロリスト。それから、まだ3週目の試合。そういうのをわかって、見ると、面白いですよ。

 

 

結果は前の大会で額から流血した藤原選手がそこを狙われ、出血が激しいため、レフェリーストップ。でも、この6人がリングにいるだけで、誰が出てきても豪華。

 

 

そのあとは86年のタッグリーグ決勝。両国。準決勝で、前田&木戸vsマードック&スーパースター。マードックとスーパースターが組んだら、これは強い。強すぎる。続いて、猪木&藤原vs前田&木戸。猪木vs前田で、前田氏の形相が変わると、藤原さんが「あとはオレにまかせて」とばかりにタッチ。見事な防波堤を果たす。

 

 

次週も楽しみ。前田vsハルク・ホーガンのシングルをやる。83年6月10日放送。IWGPのリーグ戦だ。千葉公園体育館。千葉で、こんなカードが実現していたとは…。こういうのが私は見たいのだシリーズ第2弾。

 

 

86年2・7放送の前田vs藤原、これは有名な試合。同年1・3後楽園、前田vs高田。これはUWF同士のリーグ戦の開幕。確か、物議をかもす試合。いまはこの番組が楽しみ。