「ブログに週プロをのせるなよな」。脅迫じみたメールが来た。もう、載せるのはやめます | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

「ブログに週プロをのせるなよな」。脅迫じみたメールが来た。もう、載せるのはやめます

正月早々、イヤなことを書きます。少しは気づいている方がいるかとは思うが、12月30日に書いた「週プロ(週刊プロレス)年内最終号」の記事を削除した。

 

理由は12月31日の午前1時33分、ショートメールで「ブログに週プロをのせるなよな」という脅迫じみた一文が来たからだ。「載せる」ぐらい漢字を使え。

 

 

ショートメールだから、電話番号が出ている。080から始まる番号は自分の知り合いにはあんまりいない。すぐに電話帳を見た。私は、いまどき誰も使っていない(?)、赤い表紙の「紙の」電話帳を大切に持っている。これなら携帯をなくしても大丈夫。

 

 

生きていることが奇跡!!宍倉清則のいまのキモチ

 

やはり、いない。ただ、いまの時代、1人で2つ、3つの携帯を持っている人間は結構いる。

 

私は嫌われていることを自覚しているが、かりに読者が私の番号を知り得たとしても、こういう内容のメールを送る必然性がない。読者ではない、と思う。だとすると、疑いたくないが、自分の知り合いとなる。

 

 

何度も電話をしたが、留守電だ。着メロも流れている。ショートメールも送ってみた。「どなたでしょうか?」。返事はない。そのうち、電話すると「この番号はお客様の都合により、おつなぎできません」。

 

 

こうなったら、追いかけようがない。それでも、自分の考え得る方法を試して、相手を見つけたい。私は、こういうことに対しては、しつこいし、根に持つのだ。

 

 

これまでの私が書いた「週プロ今週号の紹介」を見た方は気づいているかと思うが、私にしては、ひどく「あっさり」載せている。それは批評などをしたら、やはりスタッフが嫌がるだろうと思ったからであり、載せる目的は、せっかく買っているので、宣伝しておこう。ただそれだけ。だいぶ気を遣って、書いているのがわかるはず。

 

 

それでも、「載せるのはやめてください」と言う声が出る可能性はあるな、と思っていた。スタッフの1人でも、そういう声を直接、聞いたら、私はもう、載せるのはやめよう、と決めていた。でも、12月30日まではなかったのだが…。

 

 

もしかしたら、来たのは1人でも、実際にはもっと、同じ気持ちの人間がいることだって考えなくてはいけない。

 

 

これを機会に、もう、載せるのはやめる。たぶん、見もしないし、買わないと思う。期待していた読者の方がいたら、申し訳ないが…。

 

 

ずっと考えていたんですよ。いつか、どこかで「断ち切らない」といけない、と。週プロ創刊以来、すべてのページの文字を読んでいる、というのが私の「こだわり」だったのだが…。

 

 

プロレスを嫌いになることはないが、正直、いまのプロレスから気持ちが離れている。それも、やめた理由の1つだ。

 

 

それにしても、たとえ1人でも(1人じゃないか)、こんなふうに自分が思われていたことを知って、悲しい。ここんとこ、よく眠れない。でも、これを「きっかけ」と、いいふうにとらえたい。

 

 

早く、次なる「生きがい」を見つけたいし、仕事に打ち込みたい。もう、ブログなんて、やめよう、と思うことがよくある。明らかに精神状態が悪いですね。