若松孝二監督が交通事故で死去。「実録 連合赤軍 あさま山荘への道程」を何回、見たことか | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

若松孝二監督が交通事故で死去。「実録 連合赤軍 あさま山荘への道程」を何回、見たことか


生きていることが奇跡!!宍倉清則のいまのキモチ


昨日、若松孝二(こうじ)監督が12日にタクシーにはねられ、重傷というニュースが出た。でも、命に別状はない…となっていたし、重傷であり、重体ではないので、安心していた。


ところが、ついさきほど、午後11時5分、容態が急変して、亡くなったというニュースが0時57分に配信された。76歳だった。


私は日本映画が好きだが、監督を気にして、見ることはほとんどない。皆さんもそうでしょ?


でも、そんな私が、この監督はすごい! と思ったのは5人しかいない。深作欣二さん、降旗康男さん、「新幹線大爆破」の佐藤純弥さん、もちろん北野武さん、そして、この若松さんである。「この作品はこの監督だから、できるんだろう」と思わせるだけの迫力があるからだ。


「実録 連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」。07年の映画だが、これを初めて見たときの「衝撃」といったら…。


3時間という長さなのだが、ぜんぜん長く感じない。もう何回も見ている。


謹んでご冥福をお祈り致します。