1回限りのデート作戦=続き | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

1回限りのデート作戦=続き

98年の週プロを読んでいた方の中には気づいた方もいるかと思いますが、これはコラム「感動させてよ」で書いたことです。でも、もう14年も前ですからね。


先日、会社のOBであるD君と数年ぶりに会う機会があったんですね。


すると、D君は唐突に「昔、『感動させてよ』で、デートした人のことを書いたじゃないですか?」「うん、書いた。よくそんなこと覚えているね」


「なぜ覚えているかというと、あの記事が出たとき、すぐに内線で市瀬さんから電話があったんですよ。あれ、誰だと思う? わかる? って」


「誰だと思ったの?」と私。具体的には2人とも名前が出なかったそうです。


D君「で、誰なんですか?」「いや、それは言えないよ、やっぱり。数年前に会社、やめたけどね。オレもやめたわけだし、もう会うことはないから、言ってもいいといえばいいんだけど。今度、気が向いたら、言うよ(笑)」


そんな話をしていて、驚いたのは数日後、まったく偶然に道端でバッタリ、市瀬君と会ったのだ。会社のある水道橋ではなく、私は仕事の帰り。


会ったことにも驚いたが、名前が出た数日後に会うとは…。もちろん、本人は知らないが。


ちなみに、1日だけのデートをしたとき、Bさんは私の存在さえ知らなかったのに、なぜか市瀬君のことは知っていた。つまり、市瀬君は知っている相手ということになる。


まあ、今度、市瀬君、D君と話す機会があったら、白状しようかな。


本人以外に知っているのは共通の友人Cさんと、とっくに会社をやめた写真部のEさんだけ。なぜかというと、EさんはBさんと仕事で一緒になることが多かったので、情報を聞いていたから…。「どんな人ですか?」って。


「前は彼氏、いたはずだよ。でも、いまはいないんじゃないかなあ」って、その時点ではEさん、言っていた。いまは結婚したのかなあ…。それもわからない。当然、50歳前後になるけどね…。