もし有権者が10分の1、100分の1に減ったら、間違いなく違う「結果」が出るでしょ | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

もし有権者が10分の1、100分の1に減ったら、間違いなく違う「結果」が出るでしょ

政治のこと、政治家の考え。私はまったく知りません。無知です。でも、私のように「無知」な有権者、たくさんいると思う。


よく街頭インタビューに答えているサラリーマンがいるんだけど、じゃあ、どの候補者がどういう考えを持っているのか、あんた、本当にわかっているの? と聞きたくなる。わかっているなら、説明してよ。


大改革。有権者を10分の1、もしくは100分の1に減らす。


つまり、私のような「無知」は参加できない。


そのためにすること。政治の試験を受けて、合格点を取れないと、投票する資格がない。


資格を得た人は次に、公民館なり体育館なりで実施される、候補者の演説(1~2時間)を聞く。聞いたら、スタンプが押され(微笑)、初めて、選挙に参加することができる。


これをやったら、有権者は10分の1どころか、100分の1に減るはず。もっとかも。


極端な話、有権者が1000人になっても、その方が先の高校生が言った「本当の政治」になると思う。


本当に理解している人だけを相手にしたら、候補者もいいかげんな話はできないし、具体的なことを話さざるを得ない。そういうシステムにしてほしい。


そうしたら、間違いなく、いままでとは違う「結果」が出るでしょ。出ないはずがない。


その代わり、候補者は意味のない、声を張り上げての演説や、汗だくで走り回って市民と握手をする必要はない。


何が言いたいかというと、いまのままだと、単なる人気投票。いい結果が出るはずがない。


こんなこと、99・9%、実現するはずがない…と笑われるだろうけど、裁判員制度だって、まったく思いもしなかったこと。何が起こるかわからない。


現時点で5人の候補者がどういう考えを持っているか、私はまったくわかりません。


大阪の橋下さんだって、当選する前から「私はイレズミを排除します」とか、そういう具体的なことを言ってよ。最初に言ってくれないと、信用できないんだ。