いじめられている子は「必殺仕事人」を待っているんですよ! | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

いじめられている子は「必殺仕事人」を待っているんですよ!

ダメだ。わが尊敬するビートたけし大先生でも「よくぞ言ってくれた!」という発言をしていない。たけしさん、どうしたんだ?

 

大津の中2自殺について。野田総理は「見て見ぬ振りはしないように。あなたは1人じゃない」だって。あきれた。慰めにもならない。怖さを知らないんですよ。

 

 

ずいぶん前のことだが、水道橋駅で改札の上に乗っかって、暴れている集団がいました。みんな、見て見ぬ振りですよ。そりゃあ、そうですよ。怖いもん。じゃあ、野田総理、あなたが一般人だったとしたら、注意できますか? 見て見ぬ振りをするでしょうが! それと同じなんですよ。

 

 

例によって、極論を言います。もしかしたら、いま、自殺した生徒の気持ちをいちばんわかっているのは、1億円を出した巨人軍の原監督ではないでしょうか。「同じ質」の怖さだと思いますよ。

 

 

注目はデヴィ夫人。写真を載せたりして、問題になったみたいだけど、ブログのタイトルは私には響いた。「この世に 必殺仕事人は いないのか!」。

 

 

要は、私が言いたいのは同じことです。いじめられている子は、ヒーローを、必殺仕事人を待っているんですよ。

 

 

私にとってのヒーローはアントニオ猪木であり、極真空手・大山倍達総裁でした。直接は助けてくれないけど、精神的な支柱にはなりました。

 

 

「2人目の自殺者が出ることを心配する」という意見もありましたね。映画「誰も守ってくれない」では、加害者の母親が自殺します。

 

 

少年法にいちばん取り組む政治家が現れたら、私はいちばん支持します。消費税などよりも、少年法です。でも、無理なんだろうなあ。

 

 

「問題は同じことを繰り返さないこと」。誰もが、同じことを言っている。ずっと繰り返しますよ。永遠に繰り返しますよ。少年法を変えない限り。これは今回の大津だけの問題じゃないんです。