コンビニに新しく入った女の子 | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

コンビニに新しく入った女の子

かわいいとか、きれいとか、惚れているとか、そういうことじゃないんです。とっても礼儀正しいのです。いまどき、こんな子がいたのかって思うぐらい。

 

まずお客さんを迎えるときは両手を合わせて「いらっしゃいませ」と一礼。声もはっきりしていて、店に入った瞬間、その子がいるときは見なくても、すぐにわかるぐらい。声だけで、あっ、いるなって。

 

 

高校生かなあ、もっとトシいってるのかなあ。もう、応援したくなっちゃう。その子の給料が増えるなら、たくさん買ってあげたくなっちゃう。

 

 

あるとき、私が角を曲がったとき、店内を急いでいた彼女とぶつかりそうになったんです。すると、何もそこまで、と思うほど「すみません、ごめんなさい、本当に申しわけありません。大変、失礼しました」と謝るのです。

 

 

私はとても黙っていられず「いいんですよ、ぜんぜん大丈夫ですから。気にしないでください」と言いました。

 

 

この大晦日と元日はいませんでした。帰省してるのかな。ゆっくり休んでね。

 

 

自分に幸(さち)があるというのなら、それを彼女に分けてあげたいぐらい。彼女の将来に、いいことがありますように。おじさんは祈っています。

 

 

ブログって、いいですね。だって、その気になれば、このブログのことをメモに書いて「よかったら、これ、見てください。アナタのことを書いたので」といえば、気持ちが伝わるのですから。その気になれば、ですけどね。でも、伝えないほうがいいんだろうなあ。伝えません。