「王道原点回帰」諏訪魔vs渕を見る | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

「王道原点回帰」諏訪魔vs渕を見る

24日、午後6時ごろ、会社にいたら、新日本・後楽園に行くと思われるスタッフが編集部に来た。「これから後楽園?」「いえ、いま終わったところです」「えっ!」「今日、3時開始なんです」。


手帳をよく見たら、確かに3時になっていた。ぜんぜん気づかなかった。土曜日の3時開始の後楽園って、これが初めてか? 前にもあるのかな。でも、3時って、いいかも。早く帰れるし。この日はクリスマスイブだしね。正午はつらいけど、3時なら「遅寝遅起き」の私でも行ける。


少し古い話だけど、12月10日。正午の全日本・後楽園から帰ってきた編集長が「今日、メインが諏訪魔vs渕だったんですよ」「あれっ? それ、やるのは知っていたけど、第1試合じゃないの?」「いえ、メインです。それが殴る、蹴るのない、クラシカルなレスリングに終始して…」「でも、メインでしょ。お客さん、大丈夫なの?(退屈しないの?)」「みんな、見入っていて、最後は拍手です」「それは見たいなあ」。


本誌№1609の巻頭記事で書いてある通りだ。私はすぐにチェックした。めったにGAORAは見ないが、25日の午後10時半から再放送があったので、メインだけ見た。


よかった。テレビの前で思わず拍手しちゃった(微笑)。「オレだったら、耐え切れなくて、パンチやキックに走っちゃう。でも、渕さんはそれをしない。渕さん、すごいよ。間(ま)とか、すげえ勉強になった」。諏訪魔選手の話もよかった。


そうそう、開始ゴングのときの村山レフェリーのアクションがすごくかっこよかった。要チェック。


ただ、寝ているお客が3人、目に入った。おーい、映ってるぞ!(苦笑)


渕さんが健在なのは励みになる。おこがましいのは百も承知だけど、私だから、書いちゃう(微笑)。許して。渕さん、あとNOAHの小川良成選手。お2人と自分は「共通点」がある、と勝手に思っている。


いなくなっても、組織としてはそんなに困らない。でも、いれば、いるで、役には立つ。そういう存在。


上田馬之助さん追悼グラビア。新聞記事やネットでの上田さんの記事とは「ひと味」違うものを書けた、と思う。キーワードは「77年」です。次号は火曜日発売です。ぜひ見てください。上田さんのこと、あとブログ10回分ぐらい書きたいなあ。