コソコソだけはしたくないよね | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

コソコソだけはしたくないよね

 

生きていることが奇跡!!宍倉清則のいまのキモチ

 


「世界一わかりやすい」に偽りナシ。本当にわかりやすかった。すべての疑問が解けた。ドキドキしながら、ビクビクしながら、読んだ。「プロレスラー」という言葉が1カ所だけ出てきた。ある事件で。名前はわからないけど、誰なんだろう…。新潮新書。本体700円(税別)。

 

三浦友和さんの本「相性」でたくさん紹介したいところがあるのですが、もう1つだけ、書いておきたいことが…。

 

 

当然、マスコミに対する怒りがたくさん出てきますが、ある週刊誌の記事があまりにもひどいので、どんなヤツが書いているんだ、と思っていた。でも、記者の名前も顔もわからない。すると、ある会見のとき、その記者がいて、親しい記者が「アイツだよ」と教えてくれたそうです。

 

 

「その記者を見たとき、こんなヤツだったんだ、とがっかりした記憶があります。抗議する気にもなれませんでした」(引用)

 

 

これ、わかりますねえ。こんな記者って、どんな記者なんでしょうね。でも、なんとなくわかる。そういうもんなんだよなあって。

 

 

谷村新司が結婚したとき、発表よりも先に、週刊誌に出てしまって、いろいろなところに迷惑をかけることになってしまった。たとえば、結婚式を挙げる教会が「前に芸能人に貸して、イヤなことがあったので、芸能人はお断りしたい」と言うのを説得して、やっと借りることができたのに、その教会の名前までその週刊誌に出てしまったり。

 

 

その週刊誌の記事を書いた人というのは、なんと! 結婚のことをいちばん相談していた身近な人だったのです。開いた口がふさがらない、とはこのこと。そりゃあ、詳しく知っているわけですよ。

 

 

でも、その原稿でいくらお金をもらったかわからないが、たった1回のスクープ(?)で、お金では代えられない大切な友情をなくしてしまった。それで、その人は満足しているのでしょうか? 後悔はないのでしょうか?

 

 

前に私は、ブログの目的の1つとして、匿名で悪口を書く連中に対する「復讐」もある、と書きました。

 

 

文句があったら、本名と勤務先を出して、書いてごらん。私は生まれてから、ずっと、そうやってきたんだから。

 

 

コソコソだけはしたくないよね。

 

 

いま、大日本のニアライブを見ています。山川選手が登場。私は思わず、テレビの前で拍手をしてしまいました。客席の内館牧子さんの姿も映った。復帰戦は12・6新木場。あっ、佐山さんの「武道せい圏」後楽園と同じ日だ。