6年前、私も足が「バチーン!」と… | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

6年前、私も足が「バチーン!」と…

右端の「読者になる」の「かとう」さん、ブログ、読みました。「バチーン!」と音がして、肉離れですか。気をつけてください。でも、ホント、ポジティブ・シンキングがいいと思います。

 

私も6年前の05年7月、橋本真也さんが亡くなってから少したって、印刷所の階段をただポンと飛び乗ったら「バチーン!」って音がして。あっ、アキレス腱をやった!と思って、わー、入院なんかしたくないよ~って、真っ青になりました。

 

 

でも、冷静になると、痛いのはふくらはぎで、アキレス腱はなんともない。何なんだろう、これ。痛さに耐えて、仕事をすませ、タクシーで近くの救急病院へ。

 

 

医者の診断は「筋肉がこわれた」と言いましたね。「湿布をして、薬を飲めば、じきに治ると思いますが、ちゃんと治さないと、まれに足を切ることになりますからね」と、おどかされました。

 

 

幸い、2週間ぐらいで治ったのかな。でも、足がつけないので、1週間ぐらいは松葉杖をついて、会社に行き、新宿の駅の階段を昇るときなんか、恥ずかしいというか、みじめというか。

 

 

会社では部下が「痛くないんですか?」って。「痛いに決まっているだろ!(苦笑) でも、これぐらい我慢するよ」と強がっていました。アキレス腱に比べたら、ラッキー!ってね。

 

 

医者には「運動不足ですよね?」と聞くと「いえ、スポーツ選手でもよくなりますよ」と。でも、これは橋本さんが教えてくれた、と勝手に解釈して、直ってから、ジムに通うようになりました。だから、いまはたまあにですけど、それでも6年間、ジムには通っていることになります。

 

 

あの「バチーン!」がなかったら、ずっと運動していなかったかもしれない。そう考えると、ポジティブ・シンキングになれます。人間の体って、教えてくれるようになっているんだなって。

 

 

05年、最初に行ったジムが「ミッドブレスジム」です。入会の手続きをしていたら、ちょうどドラゲーのCIMA選手が帰るところで「宍倉さん、お疲れ様です!」って挨拶されました。えっ、なんで、オレの顔なんか、知っているの? ってビックリ。本当に偶然、会ったんです。

 

 

で、今週号の本誌の連載「プロレス界で働く人々」に、ついに水戸川さんが登場! ジムは都内に3カ所あるので、皆さんもよかったら、どうぞ。レスラーに結構、会えますよ。でも、迷惑はかけないように。私はここに来て、生まれて初めて、ベンチプレスというものをやったのですから…。週プロモバイルのコラムでもちょっと書きましたけどね。最初、バーだけを持って「これだけでも重いんですが…」と、トレーナーさんに聞いたら「あっ、これ、20キロありますから」って。笑い話です。