やっぱり、渕さんと私、似ている | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

やっぱり、渕さんと私、似ている


生きていることが奇跡!!宍倉清則のいまのキモチ


写真は先週号の「ボーイズ」である。急に気になって、渕さんのブログを見た。次のシリーズは2試合だけの出場だそうです。「もう少しこのマンションに住みたいものだが…」とも書かれてあった。この「いまのマンション」というのは私にとっても大きなテーマなわけで。


実は告白すると…たいした告白ではないけれど、02年9月から「顧問」にさせていただいて、それは同時に「社員」ではない、ということなのです。ふと気づいたら、もう9年近く、この立場が続いているわけで。


いまのマンションは社員のときに入居したので、この5~6年は赤字もいいところ。幸い貯金があるので、貯金を下ろして、なんとか生活しています。この状態、いつまで「もつ」のか…。さっきからマンション、マンションと、かっこいいことを言っていますが、単なるワンルームなわけで。でも、いまの収入を考えると、いまの半分ぐらいの家賃の「アパート」に引っ越すのが適切なわけで。


お金があるときはあんまり気にしなかったけど、結局、家賃を払うために生きているようなカンジで。ちょっぴり「ホームレス」の気持ちがわかりました。家がなければ、お金はいらないんだもんなあ。実家にいる人はいいですね。…って、いいか悪いか、いろいろ問題があるんでしょうけど。


だから、渕さんの「マンション」話を見たとき、まさに同じ立場、境遇なんだな、と思わずにはいられませんでした。前に別冊「週プロ回顧録」でも書いたのですが、年齢、キャリア、立場、境遇を考えると、自分にいちばん近いレスラーは渕さんしかいないと思われ。


ブログも少し見たら「音楽は好きだが、楽器は何ひとつ、弾けない」とか「高所恐怖症」とか、そこまで似ているわけで。ただ、私は腰痛はないのと、渕さんほどお酒は好きではない。


2つ年上の渕さん。今後の「人生」をどう考えているのか、聞いてみたくなった……ひどく悩める、下版が終わった夜であります。あっ、そうだ! 2時からアメーバはメンテナンスで休みになるんだった。あぶない、あぶない。天龍vsKENTAの対談、すごくいい話がいっぱい詰まっていた。またの機会に書きます。


久々に西村修選手のブログも見たら、なんと、かつての「天敵」永島(勝司)さんと会っていた。そこには渕さんも一緒で。全日本vs新日本の対抗戦がスタートしたのは2000年9・2武道館で、渕vs蝶野だった。永島さんは新日本側の首脳陣。そうか、奇しくも、西村選手も永島さんと会っていたのか…。11年もたっていれば、皆さん、立場が変わって、当然だよなあ。自分も含めて。