3年ぶりに歯医者…自業自得 | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

3年ぶりに歯医者…自業自得

今日の大日本・後楽園、月曜なのに、超満員で、ヤバイぐらい盛り上がったみたいです。よかった、よかった。昨日、書いたことが1万分の1でも、役に立っていたら、うれしいな。


正直、客入りは厳しいと予想して、少しでも注目されれば、と思って書いたんです。でも、星野選手の気持ちは「響いた」んですね。宮尾記者も、いいインタビューをやった。これはまったく勝手に思っていることだけど、宮尾記者って「宍倉イズム」をいちばん感じさせる後輩なんです。本人は迷惑かもしれんけど。


今週号のP86「バトルロイヤル」を見てください。これ、載せるの、ギリギリのラインだけど、こんなことを書くのは私か宮尾記者しかいない。


似たようなことで、階段を昇っているとき、前にスカートの短い女子高生がいて、やたらと後ろを気にしている。だったら、はかなきゃいいじゃん。たまたまその後ろに自分がいると、隠し撮りでもしている怪しい奴みたいに思われて、こっちが迷惑なんだよな。だから、そういうときは横にずれる。だって、そんなもん、私、ぜんぜん興味がないもん。


今日、起きたら、歯が痛い。いや、さわってみたら、歯ではなく、歯ぐきだ。はれているカンジがする。印刷所に行って、早いうちに近所の歯医者に電話。「痛いので、できたら今日…」と言うと、ちょうど家に戻れる7時に「ほかの予約が入っていますが、合間に診ますから」と言うので、ひたすら我慢して仕事。8時までやっているって、すごい。


前に通っていた歯医者の先生が変わって、リニューアル。挨拶のハガキがウチにも来て、ずっと手元に置いといた。いつか行こうと思って…。そのハガキをよく見たら「平成20年6月」。えっ、いま、平成何年? 23年だ。つまり、行こう、行こう、と思って、3年もたっていた。


痛くなったのは「歯医者に行け」という警告だと思うことにしている。3年たったら、診療台の前にパソコンがあった。患者のカルテ。写真も撮影して、その場で見れる。案の定「これは痛いはずだ。歯ぐきがすごくはれていますね」。


約1時間かかったあと「今度、歯ブラシを持ってきてください。ぜんぜん磨けていないカンジがするので」と先生。おかしいなあ、結構、長く磨いているのに。肉眼ではよく見えないけど、ぜんぜんヨゴレが落ちていないのだという。


あとで、思い当たる節があった。ブログでも書いたアイスだ! 寝る前の、体にすご~く悪い。アイスは歯で噛んでいないから、歯にはあまり影響がないと思っていた。そんなわけないのにね。もうやめます。


私、「自業自得」という言葉が好きなんです。好きというのは変だな、「自業自得」って、よくできた言葉だなあって。自分にも「自業自得」がいっぱいあります。大きいのは2つある。


子供のころの偏食で、ちゃんと成長できなかったこと。もう1つは歯磨きを怠った。忙しい時期は起きてからの1回しか磨かなかった。悪くなって、当たり前。自業自得。ある時期から、心を入れ換えて、寝る前にも磨くようになった。でも、そのあと、アイスを食べたら、意味がないじゃん。バカですねえ。


ほとんど歯医者に行ったことがない人って、いますよね。うらやましい限りです。あの痛さ、恐怖を知らないなんて。知らなければ知らないほうがいい。だから、すぐ足が遠のいてしまう。痛くならないと、行かない。


今日、肺ガンで65歳で亡くなった方の訃報が出ていた。肺ガンというと、タバコを想像する。自業自得だなあって思う。私はタバコ、大嫌いなので。


自業自得とは違うけど、この前、酒の強要を書いたでしょ。今日、ちょうどニュースで、先輩の酒の強要で亡くなった事件の裁判が出ていた。被害者の父親いわく「酒の強要で死ぬことを知ってほしい」。


死人が出ないと、わからないことが多い。わからないというか、伝わらない。私はいつも、明日、死んでもいいように、これを書いているつもり。明るい、前向きな内容を望むなら、ほかの人のブログを見たほうがいいです。そういうのはたくさんたくさんたくさんたくさんあると思うので。