ルー・テーズとアンドレは接点があったんだ | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

ルー・テーズとアンドレは接点があったんだ

 

 

 


前に書いた通り、6月18日にスカパーのテレ朝チャンネル「ワールドプロレスリング クラシックス」で、藤波さんが猪木さんから初フォールを奪う仙台のタッグリーグ決勝戦を放送したので、見た。

 

すると、先にもう1試合。猪木&藤波の黄金コンビvsジャイアント・マシン&スーパー・ストロング・マシン(結果は藤波がスーパーを11分13秒、逆さ押さえ込み)。写真を見てください。観客の入りがすごいでしょ。

 

 

何気に見ていると、この試合、やけに新鮮に感じる。なぜだ? あとで調べたら、こういうこと。これは85年9・18福岡スポーツセンター。なんと、この翌日、9・19は東京体育館で「切ない」猪木vs藤波の一騎打ち。

 

 

テレ朝の放送は9月20日で、もちろん前日の猪木vs藤波。で、この福岡は翌週の27日に放送されるのだが、首都圏はプロレス中継が休みになってしまい、我々東京のファンは見ていないのだ。

 

 

でも、地方では27日に放送されたらしい。資料によると、そうなっている。間違っているかもしれないけど。さらに新鮮に感じた理由はレフェリーがルー・テーズさん。テーズさんは猪木vs藤波の特別レフェリーも務めており、2試合のレフェリーとして来日したのだ。

 

 

ジャイアント・マシンの正体は言わずと知れたアンドレ・ザ・ジャイアント。なんとなく、テーズさんとアンドレの「接点」はない気がしていたんだけど、ここであったんだ。知らなかった。カール・ゴッチさんとアンドレはアンドレがロシモフ時代に国際プロレスで対戦しているので、これはおなじみなんだけど。

 

 

テーズさんといえば、流智美だ。「接点、あったんだね」「だって、私、テーズさんとアンドレと新宿京王プラザホテルでメシ食ったもん。最高の思い出ですよ。さすがのアンドレも『ミスター・テーズ』と呼んでいましたね」。ああ、その写真があれば…。

 

 

流智美が翌日、猪木vs藤波を振り返ってもらうべく、テーズさんにインタビューしたことは私も覚えているが(というか、自分が頼んだので)、アンドレと3人での時間も過ごしたとは知らなかった。

 

 

しかし、昭和のレスラーは大変だ。福岡、東京でテレビ収録2連戦。さらにすぐ台湾遠征もあったのだ。私、行きました。どうでもいいけど、せっかく台湾での写真があるので、載せておきます。ちょうど、ほおかべ氏が映っているので。左端がワタクシで、その隣が前回、書いた「峰岸徹似」のほおかべ氏。そのまた隣が犬童カメラマンで、いまもリングサイドで活躍中。さらに隣は東京スポーツの柴田氏。新日本の解説でおなじみ。これ、貴重でしょ。自分で貴重でしょ、もないか。

 

 

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