水川あさみといったら「部長!」でしょう | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

水川あさみといったら「部長!」でしょう

最近、水川あさみがよくテレビや新聞に出ている。映画の宣伝であるが、いまが「旬」であることも確か。水川あさみといったら、私にとっては映画「明日の記憶」の「部長!」なのだ。決して、出番は多くないけどね。


病気のため、退社する渡辺謙。会社を見上げながら「ここで頑張ってきたんだなあ」と感慨に浸っていると、そこにかつての部下たちが「部長!」と駆けつける。最初に花束を渡すのが水川あさみ。


「アタシたちのこと、忘れないでください。アタシたちも部長のこと、忘れませんから」。このシーン、何10回、見ても、泣ける。っていうか、水川あさみのような部下に「宍倉さん、アタシたちのこと、忘れないでください」と言われたいなあ。絶対、泣くな。ウチにも安藤美姫似の(と私が思う)鈴木「アヤティ」彩乃さんがいたけど。


この「忘れないで」は意味が深いのだ。病気がアルツハイマーだから。このシーンのあとに「2006年」を迎え、雪が降るのを見ている渡辺謙。そのとき、流れる曲が最高によくて、何10回、見ても、号泣する。


この映画のイメージ写真は渡辺と樋口可南子が並んで歩くところ。最初、これを見たときはなんで、これなんだ? と思ったが、内容を見たら、このシーンの重要性がわかった。


あとはねー、最後のほうで大滝秀冶が「恋のパラダイスよ」を歌うとき、「恋のパダライスよ~」と歌うところが大好き。