今日、5月16日は元FMW・荒井社長の命日です | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

今日、5月16日は元FMW・荒井社長の命日です


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FMWの初期からリングアナウンサーを務め、のちに社長となった荒井昌一(しょういち)さんが公園で首を吊って、亡くなったのは2002年5月16日だった。享年36歳だった。翌日、東京スポーツの1面だった。それだけは覚えている。


「女みたいな高い声をしていて、最初はこんなのがリングアナでいいのかな、と思ったんだけど、やらせてみると、これはこれで味があってさあ。また、コイツがよく働くんだよ。1人で何役というか、全部、やっているもんな」とは、旗揚げのころの大仁田厚選手の話だ。


いろんな問題があったが、荒井さんに謝られたら、もう責めることができない。そういう人徳の持ち主だった。これほど観客に愛された「熱血」リングアナもいないと思う。いま、いちばんイメージがダブるのはZERO1の「オッキー」沖田リングアナだ。


これを載せたのはファンよりも、団体関係者へのメッセージ。どうか、皆さん、無理をしないでください。荒井さんの死を無駄にしないでください。今日は荒井さんに黙祷を捧げましょう。