さて、あなたは失恋したことがありますか。

 

 

失恋したことがないという人は、そもそも恋をしたことがない人か、あるいはすべての恋をうまくいかせてかつ別れたとしても全て自分から振った人か、もしくは初恋の相手と結婚してずっと一緒にいる人、ということになります。

 

まあ、そんな人はまずいませんから、逆に言えばほとんどの方が失恋経験をしているということでもあります。どうでもいい情報ですが、失恋の反対語は「得恋(とくれん)」と言います。しかし得恋という言葉なんて聞いたことがなく、失恋という言葉ばかりがクローズアップされている現状をみると、いかに失恋している人が多い!?のかが分かります。

 

でもみんな失恋しているからこそ、大きくなるにつれ恋愛の嗅覚を身に付けていくものですよね。子供の頃は、ただ好きという感情だけでぶち当たって砕け散って相当なダメージを負いますが、それがいい感じに免疫となって、大人になる頃には「この人はさすがに無理があるだろう」とか、「この人とはなんとなく波長が合うな」など、そうした勘のようなものが育まれるのは失恋の良い部分だと言えます。

 

だから子供の頃は「付き合う前に告白して振られる」というパターンで失恋し、大人になってからは「付き合っている恋人に別れを告げられる」という形で失恋するパターンが多いのでしょう。

 

でも、単純に失恋って辛いものですよね。じゃあ、なぜ辛いか。主に3つあると言われています。

 

 

1. 人は「拒絶される恐怖」から逃れることができない

2. 中毒性のある恋愛の恩恵が受けられなくなったことによる喪失感

3. 失敗すればするほどうまくいかなくなってしまうという人間の性質

 

 

要するに失恋がなぜ辛いのかは、科学的にも証明されているということみたいです。さて、あなたはいつ、どこで失恋したでしょうか。そしてどのように失恋から立ち直りましたか? 何回、失恋をしましたか。失恋から学んだことなどはあったでしょうか。ぜひ、失恋にまつわる自分史を、失恋したときの率直な思いを、文字に表してみてください。失恋から時が経っていればきっと、冷静にその時の気持ちを振り返れるはずです。

 

※前回の定年で社会人編を終えたので、今後はからはプライベートのことについて触れて行く予定です。