やりたい事ができない症候群

 

やりたい事ができていないと嘆く様を見る事が多いのですが、

それって本当にそうなのでしょうか?

 

私がみてきたビジネスマン、ウーマンの方々で

自らの実現したい事をやっている人達は

皆、口を揃えてやりたい事は自らの行動と実績でつかみ取る。

 

という事を言われる事がほとんどです。

 

スポーツの世界でも同じかと思いますが、

サッカーでフォワードがやりたくともディフェンダーをやってくださいとなって

やりたくないからやりません。なんて事言っていたら

そもそもベンチだと思いますし、もっというと戦力外通告になるかもしれません。

 

自分がやりたい事、できる事、しなければならない事。

will、can、mustは密接に接続されているのだと思います。

 

という事を考えながら

それを組織でどうやって吸収していくのか

メンバーにはどうやって理解してもらうのか

 

この二つが重要だと思います。

 

リッチメディアの理念も「可能性を世界で最も開花させる」

可能性を開花させてくれる会社ではなく、

一緒に開花させる為に自分自身が自己研鑽できる環境を選択する事。

自ら行動し、成果や結果から成長を生み出し、自己実現する。

可能性を自らの意識と行動によって開花させる会社という意味。

 

だとすると、上記の問題は権限委譲から責任をもってもらい

どんどん実行してもらう事が大事なのかもしれません。

 

思いつきもありますが、

例えば、新規事業の立ち上げ方も全社メールで

「○○の事業新しくやりますので、

やりたい人は手をあげてください。そしてプレゼンをしてください。」

と通達して、そこから本当に事業を開始してもらう。

 

なんて事もありなのかなと思います。

事業に責任を持つという事は自ら選択をしているので

やりたい事ができない。なんて言い訳もなくなりますし

組織としても可能性を開花させる為に環境を用意する。

 

両者の思いが合致する施策なのかもしれません。

 

今はそんな事を思っています。