東京では、ここ何日か風が強い日が続きました。
春の訪れとともに、花粉もそろそろやってきたようですね。
今年はあまり飛ばないよう祈ります。
前回、
感情は心のサインで、
感情に良し悪しはなく、
感情をくみ取ってあげることが
大切だということをお話しました。
それをもう少し、探っていきましょう。
悲しみや怒りの感情は、
なるべく感じたくない。。。
というのが本当のところですよね。
日常にはいろいろなことが起こり、
気持ちを穏やかに保つようにしていても、
不意に問題が起こって、
気分が落ち込んだり、
ムカムカと腹が立ったりします。
それは、しょうがないことなのです。
だから、
あなたの受け止め方のレパートリーを
増やしていくしかないのですね。
（それは、またの機会にお話ししましょう。）
前にお話ししたように、
大切なのは、不快な感情をまず、
自分で認め受け入れることです。
それから、
気持ちの整理をし、
気分を変えていく行動をする、
という流れになれば、
不快な感情や気分も「わかってくれた」
と納得し、
スムーズに気分を変えることができます。
しかし、
不快な感情から逃れようと、
気分を紛らわすために何かをやっても、
不快な感情や気分が、たびたび顔を出し、
結局ズルズルと長引いてしまいます。
そういうことを繰り返していると、
感情を感じる力が鈍ってきます。
そして、
たびたび顔をだしてくれていた感情も
いつの間にか大人しくなったと思ったら、
今度は、
原因不明の体の不調、
依存症、
うつ病、
生きづらいという感覚
という、
別のかたちとなって、顔を出すのです。
このような、
くせをつけてきてしまったのが、
アダルトチルドレンなのです。
では、
「感情を受け入れる」とは、
どういう意味があるのでしょうか？
それは、
その感情を完了させることになるのです。
それとともに、
その問題も完了される（終わる）ことになります。
不快な感情を受け入れることは、
実は、
あなたを不快にする問題から
立ち直るための一番近道なのです。
受け入れた瞬間から癒しが始まるのです。
感情を感じる、受け入れるようになるために
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