2007東京マラソン完走記~その2~ | カメKAYOの歩み

カメKAYOの歩み

 ダイエットで始めたランニング。

本当にカメの歩みですが、最近は少し走ることが楽しくなってきました。

あの大感動の東京マラソンから3日たちました。

メモリーの少ない私のオツムでは、詳細な部分はすでにいいかげんになっております。

地名、距離等に間違いがあると思いますが、悪意はありませんのでお許しください。

では、参ります、よろしくて?


●スタート~5キロ(37:21、ラップ32:02)


スタート地点に並んで40分、「都庁庁舎の上層階はかすんで見えないな」とか、

「足の指が冷えて痛いな」とか思っていたところ、

やっとスタート10分前のコールがあり、

その5分後の9時5分に車いすの選手がスタートを切りました。

私も周りの選手もみんな拍手で選手にエールを送ります。

さあ、いよいよフルマラソンのスタートです。

9時10分、号砲とともにスタートを切りました!ベル

といきたいところですが、実際は号砲は聞こえず(聞こえた?)、

前方でスモーク?と紙ふぶきが舞うのが見えて

「始まったんだな~」と思ったのでした。

ゆっくり前に進みだし、そのスピードが徐々に上がります。

(途中、前に並んでいた選手が脱ぎ捨てたビニールカッパが数枚あり、とても邪魔でした。

前に並ばれた方は、この後たくさんの選手が通過するとき、

迷惑になるということが想像できなかったのでしょうか?むっ

スタートライン付近には石原都知事がやぐらの上にいました。

「この人のリーダーシップがあったから、この大会が実現したんだな」

と急にこみ上げてきて、思いっきり手を振ってしまいました。

スタートラインを通過するのに何分かかるのだろうかと心配していましたが、

意外に早く5分19秒。

一般道に出るとびっくりビックリマーク

両側交通規制の道路を、道路いっぱいにビニールをかぶったランナーが駆け抜けていきます。

高架下をくぐるとき、その入り口が次々とランナーを飲み込んでいきます。

「この雨なら沿道の声援も少ないだろうな~」

と思っていたのに、雨の中をたくさんの人が応援してくれています。

どこかの大学の応援団が元気よく応援してくれています。

ほぼ直線の道路ではずっと前にたくさんのランナー、

振り向いてもたくさんのランナーがまるで一つの生き物のようにつながっています。

「3万人が走るって、こういうことなんだ~」

と思っていると、鳥肌がたち、おそらくアドレナリンもバンバン出まくっていたことでしょう。

思いっきり平常心をなくしていたので、1キロ・2キロの標識は見ていませんショック!

「今、一体何キロ?」

しかもものすごい下りなので、明らかにオーバーペースだと思いました。

と同時に「トイレに行きたいっ!!」

確か、案内には

「沿線の簡易トイレの他、セブンやメトロのトイレもOKだったよね」

と思うのですが、セブンがなくてファミマやローソン、サンクスばかりが目に付きます。

セブンがあっても、すでにたくさんのランナーが並んでいるのをみると躊躇してしまい、

「どうしよ~」と思っていたとき、コースのそばに公衆トイレを発見!

すでに5人くらい並んでいましたが、ずっと気になるよりはましだと思い、列に並びました。

その間も絶え間なくランナーが駆け抜けて行きます。

後ろに並んだランナーさんと「すごすぎ~」

とひたすら驚嘆していました。

トイレを済ませてでると、そこにはズラッと10人以上がトイレ待ち。

「早目に入って正解」と歓心したところで再び走り出しました。

このトイレタイムで約5分はロスタイムが発生したとおもわれますが、

今回は1キロ5分30秒で走るつもりでいたので、まったく慌てませんでした。

私にしては走り出しからかなり突っ込んだという印象があったのですが、

ラップを見る限りそれほどでもなかったようで・・・。

トイレロスタイムがはっきりしていないので、なんともいえませんが、

でも、そんな気がまったくしないほど興奮しておりました。

まさに東京マラソンマジック!!

そして、あっという間に5キロ地点を通過するのでした。

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来年参加される方へ。

最初の5キロはかなり下ります。トイレは早目に済ますのが得策です!!

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今日は会社がお休みでした。

昨日まで痛かったふくらはぎもよくなったので、

新聞屋さんからもらった洗剤をおすそ分けに、

友人の家まで走っていきました。

約1キロの洗剤を背負って行ったのですが、たった1キロの重いこと!

1キロの重みを思い知らされました。