ちょっと恥ずかしい便秘の自己治療法について 「お腹がグーグー鳴っていますか?」
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質問・・・日本にだけに有って世界に無いものは何?
便秘で悩んでおられる方は数知れず、、、特に女性陣に非常に多いですね。
私は男性ですからほとんど便秘に関しての悩みは無く、快便な人生(?)でした、、、が、ここ最近、若干便秘傾向というか、便の出が少しスッキリしなくなってきました。
これは加齢(現在55才)による全般的な生理機能低下の一環かな、と思いたいと思っています、が、まぁ、そんな事はともかく、今回は便秘の自己解決法の一つを提案したいと思います。
皆さんが良くご存じの便秘解消法として「繊維成分の多い食物を食べる」とか「乳製品を多くとる」とかがあると思います。
ただ、それらは「外から中に何かを入れて人体を刺激する」的な方法が多いかもしれませんね。私の本業=整体師としてはその様な「外部からの助っ人」に頼らない様にするのが本旨ですから、ここではそれらと異なった観点から紹介します。
ところで皆さんが仕事で、あるいは学校で勤務(授業)している時、お腹が減って「グ~グ~」と鳴った事はありませんか?
そしてその時、やっぱり恥ずかしいですしお腹も減って不快ですから、おやつを食べたりジュースを飲んだりして、その「グ~グ~音」と「空腹感」を解消しようとしていませんでしたか。
もし、空腹時にこれらの「おやつ・ジュース」等の飲食をしていた方で、便秘がなかなか改善しない方は、是非一度試してみる価値があるかもしれません。
その方法とは・・・
「お腹が減って「グ~グ~」とお腹が鳴っても恥ずかしがらずに我慢して何も飲食しない」事です。この習慣を1-3ヶ月くらいすると便の自力排泄力が回復するかもしれません。
逆に言えば、小腹がすいた時(お腹が「グ~グ~」いう前に)にチョッとした飲食をしている方ほど、便秘傾向が強い可能性があります。
それは何故か?
・・・身体の生理機能は多々ありますが、その中に「消化間欠伝搬性収縮(IMC)」と呼ばれる生理機能があります。それは空腹時にのみに生じる胃腸の収縮活動で、胃腸の中に残存している食物残差(消化された食べ物のカス)を綺麗に吐き出させるスピードの速い収縮活動です。ちなみにこのIMCは別名「ハウスキーパー」とも呼ばれ、消化管内の掃除屋さんとして重要な機能を担っているのです。
念の為に捕捉すると、そのIMCは飲食時の胃腸の収縮活動(消化吸収の為に非常にゆっくりとした食べ物の移動になります)とは別ものです。
ここまでお話しするともうお分りだと思いますが、空腹時に生じる「グ~グ~音」、これがIMC時の収縮音なのです。従って、小腹がすいた時に「グ~グ~」の音を消す為に何かを飲食するとIMCは停止し、逆に飲食時の収縮活動に変化してしまって食べた物の移動スピードは大幅に遅くなってしまいます。そしてハウスキーパー機能、つまり消化管の食べ残しのお掃除が出来なくなってしまいます。そんな習慣を繰り返していると、いつのまにはIMCが起こらなくなり、食物残差は排泄しきれず残存し、取り返しのつかな便秘-宿便状況に陥ってしまう可能性が高まります。
繰り返しになりますが、小腹がすいた時に(お腹が「グ~グ~」いう前に)チョッとした飲食をしている方ほど、便秘傾向が強い可能性がある、、、とすれば、それはこのIMCを自らの手で阻止しているからに他ならないのです。
ですから、恥ずかしいのを我慢して、空腹感を我慢してお腹を「グ~グ~」鳴らしておくことで、弱化していたIMCを回復させる自己治療法に成りうるのです。(☚これって、副次的効果として多少のダイエット効果があるかもしれませんね。)
ただ、重度の方は多少の治療が必要な場合があります。その手法はJHSCオリジナルテクニックの「胃腸-蠕動運動促進」の整体テクニックをする必要があるかもしれません(少しだけコマーシャルです)。
空腹を我慢すること、グ~グ~音で恥ずかしい事は実行するのに難しいかもしれませんが、そこは開き直って、、、イヤとにかくご参考にして一度トライしてみて下さい。
ちなみに日本だけに有って世界に無いもの・・・色々有るかも知れませんが、その代表===「トイレの音姫さん」。。。やっぱ、日本人は余計な音はNGなんですかね。。
注) 胃・十二指腸潰瘍、低血糖症等の方はこの方法はNGです。
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