昨日見た夢は怖かった。
堤防のような所に一軒家が建っていた。
そこにツチノコのよな巨大な蛇が現れ、人を食べまくっていた。
私はその大蛇から身を隠す為に小屋に隠れた。
大蛇は人を咥えたまま窓から小屋へ入って来た。
私は小屋から飛び出し壁に隠れると、大蛇は私を追いかけてくる。
小屋の周りを回るようにして逃げ、再び小屋の中へ逃げ込んだ。
すると今度は屋根を食い破って襲い掛かって来た。
大蛇は大きな口を開けて・・・大蛇の舌が私の顔に・・・冷たい・・・・そこで目が覚めた。
目が覚めたら、大蛇と視線が合ってしまった・・・・・・いや、灰猫が枕元で私の顔を覗きながら鼻キッスをしていた。
そして、黒猫はベッドの下でカリカリを食べていた。
悪夢の正体はお前らか!
そう言えば、数年前転がって来た巨大な肉まんに押し潰される夢を見た事があった。
その時は、前の猫が腹の上で丸くなって寝ていた。
夢はすぐに記憶から消えてしまうので、覚えているうちに書いておこう。
猫と蛇・・・ふと考えてしまった。
母の実家は「巳様(ミー様)信仰」だったと聞いている。
母の実家は「鼻緒問屋」だった。
母が子供の頃、一匹の白蛇が住み着いたそうな。
そこで、白蛇神社にご相談を申し上げたら、丁寧にお祀りするようにとのお言葉を頂き、祭壇を設けてお祭りしたそうな。
それからは商売も繁盛。
それまでは長女と次女以降の子供は全て死んでしまっていたが、巳様をお祀りしたのが良かったのか、末っ子の母は体は弱かったが死ななかった。
そんなこんなで、巳様をお祭りしていたのだが、私の祖父が窓を開けた時、窓の上にいた白蛇様が落ちてしまった。
その晩だか翌晩だかに、空襲で母の実家は消失してしまったそうな。
戦後、白蛇神社に巳様の相談に行ったそうな。
すると、巳様は空襲を避けて白蛇神社にお戻りになられていて、お持ち帰りされるか聞かれたそうな。
しかし、全て焼けてしまっていた為に、お持ち帰り出来ず。
それからと言う物、焼け出されて困っていた知り合いに貸していた2軒有った土地と建物は、貸していた人に勝手に売られ、燃えてしまった家の土地は区画整理で市に取られ、その立ち退き料を、市は小屋を作って住み着いていた人に渡してしまい、全て無くなってしまったとか。
なので、母に蛇は敬うように教えられて育った。
で、今は猫を飼っている。
猫は蛇の天敵。
その啓示なのだろうか?
まあ、私の代からはミー様は、蛇から猫にしよう。
そう言えば、前から住み着いていた「ヤモリ」、黒猫がハンティングしやがった。
家を守るから「ヤモリ」、井戸を守るから「イモリ」
家を守ってくれてる「ヤモリ」さんを狩るんじゃねー!