昨日伺ってワークショップを楽しんだDECO QUARANTA （ﾃﾞｺｸｱﾗﾝﾀ）さんの
アイデアや方法は、習った方がご自身のセンスを活かして
活用を自由にしてください！と言われていました。
一緒に行った本部講師の保田講師とそれを聞いてまず
「センスがあるからこその、この方法やアイデアだから、
習ったアイデアを活用して自分のデザインを作って、
教える方はそこに一番悩まれるだろうね。
でも、だからこそとても楽しみだね。」
と、同じ意見でした。
帰りながら、JGA誕生当初
「JGA講師になった方々が講習活動をできるだけスムーズに始められるような方法」
という思いで、その時私の生徒さんでもあった
O先生やN先生など数名の先生方に
オリジナルのレッスンを受講した方自身も全く同じものを講習できるように考えてみてもらえませんか
と、ご提案したことを思い出しました。
材料を揃えたり、在庫を抱える心配が出来る限り無いように、キットとして揃えてあると、
無理なく講習を始められる方もいるのではないか。
私のそんな説明を真剣に考えてくださって
各講師の方々が色々な形でご自身のアイデアやデザインをシェアする方法が生まれてきました。
ただ勿論強制ではなく、講師の方々ご自身のお考えや運営方法を踏まえたうえでの活動でした。
グルーデコがこれほどまでたくさんの方々に愛され、
そして、認定講師となられた方々が実働されているのは
こういった新しいレッスンの在り方にチャレンジしてくださった講師の方々のおかげであると思っています。
もちろん、器用な方は見ただけで作れてしまう方もいるでしょうから、
製作したり教えたりしている方が全くいないという事はないと思っています。
ただ、「まったくこのまま教えても良いよ」という事をはっきり言ってもらえると
活動がしやすい、キットがあると便利
そう考えている方も沢山いることが現状です。
ハンドワークの世界で、作家や講師が
「まったくこのまま教えて良いよ」と、許可を出す事って
ある意味、タブーな事です。
そこにチャレンジしたのが、JGA設立当初の講師の方々でした。
技術は習得しているけれど、生み出すことはなかなか難しいです。
なので、最初に話した
「技術やアイデアは自由に活用してください」
そう言われることのハードルの高さ・・・・・
でも、JGAの講師の方々はとても素晴らしい方ばかりなので、
素敵なアイデアや斬新なデザインがたくさん誕生することだと思います。
そしてこのアイデアを活用した新しいグルーデコが誕生してくることと思います。
生み出されたDECO QUARANTA （ﾃﾞｺｸｱﾗﾝﾀ）さんのセンスを超える
素晴らしいグルーデコ作品を ご本人はもちろん私もとても楽しみにしています。
画像はDECO QUARANTA （ﾃﾞｺｸｱﾗﾝﾀ）
からお借りしました。