301.春のボーイズトーク~ねえ…ギョンってセックスの後煙草吸う? | かおり流 もうひとつの「宮」

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「チュ・ジフン&イ・ジュンギな毎日」のまほうの手・かおりが
こっそり書き溜めた「宮」の二次小説を今更公開(四十の誕生日2013/08/18にOPENしました)
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前のお話→300.またも喧嘩~ってか良く考えてごらんなさいよ!実際そうでしょう?妃候補何人居た?

番外編として準備していたお話なのでややお下品ですが…
本編に関わってきたので出すタイミングが遅れ本編に挿入しました
お久しぶりのリュ・ファン目線です


「ねえ…ギョンってセックスの後煙草吸う?」
「へ?なんで?」
俺の質問にキョトンとするギョン
「いいから」
「ん~ まあほぼ吸うね…」
「疲れ果てて女の子抱きしめて眠ったりしないの?」
「ははっ 果てるまでなんてシないって
俺って意外と神経質なのよ 自分家じゃないと眠れないから シャワー浴びて帰るし」
「わ~ 典型的」
俺は最悪~ってしかめっ面をしてみせる
「げ なんじゃそら 感じ悪いな~ 何の話してんのさ?」
ギョンは拗ねたような顔で俺の頭をクシャクシャっとする
へへ
「男は女に対して恋するよりも その子と子孫残せるかが大事なんだって
で ゴムの有無に関係なく…
無意識でも 元々そういう本能を以てセックスするから
どんだけ盛り上がっても種蒔いたら萎えて激変するんだって
だもんで 事後に”冷たい”と感じる女の子が多いんだってさ どう?思い当たらない?」
への字口のギョン kkk
「ん~ ………当たってるかもね あ でも俺は基本的にゴムは必須よ?礼儀じゃん」
むぅ…
「う…俺は…出来てもイイと思ってたから敢えてだったんだよ!」
「あ~わ~ってるって お前の事責めてないって~
俺ほら 自分も女の子達も守んなきゃじゃん? ふふ
子孫なんて今はまだ要らないしね
でもそんなハナシ ドコで聞いたのさ?」
言っちゃってもいいかな~?う~ん…
「あ~ 実はさ ヒスンに彼氏が出来たらしくて…」
ヒスンごめんっ!とかひっそり思いつつ…
俺は 昼間カフェの二階に集まってガールズトークに花を咲かせていた四人の事を話して聞かせた


「”ねえどうなのよぉ~?一般的に男ってやっぱセックスの後急に冷めちゃうもんなの?
殿下の場合はどうなのよぉ~?!”
…なんて言ってさ ヒスンが興味津々の様子でチェギョンを質問攻めにしてたんだ」
「うはっマジ? で?妃宮さまはなんて答えてたんだよ~?シンはどんなだって?」
「はは ギョンも興味津々じゃ~ん」
「だってアイツ”想像するな”とか言っちゃって そう言う話いっさいシャットアウトじゃんか~
聞きて~~~っ!」
「シンは…かな~り甘いみたいよ?」
「だろうな~ あいつら構内でもちょいちょいラブラブしてるもんな…
あのシンの甘々ってどんなだろうな?
詳しく教えろよ~聞いたんだろ?ガールズトーク!
キスして抱きしめて離さないで朝まで眠るとか?」
俺は首を横に振る
「え?後戯アリなの?ナニ?拭いてあげるとか?まさか!舐めてやったりとか?」
うわっ 妄想するなよギョン!!!!!
「うん…じっとしてるって… 俺が思うに 二回戦に突入する為の小休止かと…」
「うわ そのまま?抜かずに?」
チェギョンがはっきり言ったわけじゃないケド あの焦り具合はそうだもんね
俺はコクコクっと頷いて 考えを補足する
「シンはさ たぶん欲しいんじゃない?チェギョンに良く似た娘とか…」
「世間では皇后さまご懐妊で皇太子夫妻にこそベビーを!って騒いでるしな」
「うん でもほら 皇孫云々抜きにしてもね」
そこに我らが皇太子イ・シン殿下の登場
「こら お前らまでそんな下世話な話してるのか?勘弁してくれよ…」
「あ…シン!久しぶり!元気だった?」
ドコから聞いてたのかヒヤヒヤしたけど 今の一言くらいだったみたい…
貸してたカメラの入ったバックを俺に向かって差し出す
「おうファン久しぶり コレ 借りてたカメラ 悪いな返しそびれて…
で?何の話で盛り上がってるんだよ…呆れたな」
「いや 違うんだよ~
お前の奥さんが赤ちゃん欲しがってるってハナシを ファンが小耳に挟んだらしくてね」
「ほっとけよ その件なら俺達の間でちゃんと話した まだ要らない 成り行きに任せるとな」

変なの…昼間のチェギョンは明らかに欲しがってたけどなぁ
「ふうん…そうなの?
でもチェギョンも欲しいみたいだったよ?
シンは欲しいんでしょ?早く出来るとイイね」
僕ら夫婦以上に協力者には事欠かない二人だもん 本気で言ったのに…
シンは怪訝な顔をする…
「は?アイツがそう言ったのか?」
「ガンヒョン達には そう話してたよ?
ガンヒョンが学生の身で出産なんてきっと大変だろうと驚いて心配するのに
どっちかというと 早く欲しいって… そう答えてた」
「変だな…この前…大学の構内でも 済州島でも まだ二人でいいと話したのに…?」
釈然としない顔で首を傾ぐシンに ギョンは遠慮なく発言する
「おまえさ~ チェギョンの事 ちゃんと見てるのか?
この年の女の子がいくら既婚だからって子供なんて欲しがるか~?
しかもそれを当のお前に言わないのはなんでなんだよ?
宮内外で圧力掛けられてたりして…色々辛い思いしてるんじゃないの~?」
ギョンにそんな風に言われてすっごい不愉快な顔してたっけ
「なんだよそれ?お前らに言われなくても見てるさ」
「それはそうと…
なあ シンってどんなセックスすんの?長いの?前戯が長い?それともやっぱ中が…」
「うるさいぞ」
バッサリ切るシンを ギョンはまだからかいたいらしい
「愛してるとか言ってる?言えよ~?愛してるんだからさ」
そんなギョンの発言に俺も一言物申す
「愛してないのに愛してるって言っちゃう男もどうかと思うけどね」
不貞腐れて反論するかと思いきや 意外にもギョンは素直に認める
「ん~ 最近ちょっと俺も考えさせられたんだよね~
愛は…むやみに語るもんじゃないのかもね」
「へぇ…なんだよ ちょっとは学習したのか?」
「まあね 俺もイロイロ勉強してます(笑)」
「やれやれ…」
あれから…約三ヶ月
シンはチェギョンとちゃんと話したんだろうか…
シンはチェギョンの負担になるから子供はまだいいなんて言ってたけど実は欲しいんでしょ?
インと喧嘩して新聞沙汰に成って…
インとギョンは 原因は”チェギョンがシンに冷たいらしくて完全に拗ねてる(笑)”…とか言ってたけど…
「ファンくん シネ おめでとう」
出産祝いに シンと一緒に可愛いレースのベビーウェアを届けてくれたチェギョンは…
うちのミネのことを 他の誰よりも長く抱っこしてた
俺とシンはそんなチェギョンを遠目から眺めている
「ねえシン…あれからちゃんと話したの?
チェギョン やっぱ赤ちゃん欲しいみたいじゃん…」
「だってまだまだ遊びたい年頃だろう?俺はともかく…
あ いや…めでたいことに水を注すようなこと言って悪いとは思うんだが…
ファンはチェ・シネに負い目を感じたりしないか?」
まだ言ってる…
「そりゃあ 色々しがらみはあるけどさ…
出来てから生まれるまでにじわじわと心の準備出来て来るもんだよ
それにさ チェギョンはとっくにシンのお嫁さんじゃん
未婚で孕ませちゃうのとは違うんだし 早く作ってようちのミネのお友達をさ」
「ファンはすっかり父親なんだな…
俺なんてまだ アイツの自由を奪ったってだけでも負担を感じてるのに…」
「何言ってんの 父親らしくなるのなんてまだまだこれからだよ
負担ねぇ…まあ 俺とシンじゃ比較になんないとは思うよ
既に背負わせたものがだいぶ大きいと思っているんだろうけど
女の子って意外と強い生き物だよ?産む前から母親になるんだからね」
「そう 思うか?」
とにかくちゃんと話しをしなよと言うと
まだミネを抱っこしたままのチェギョンから目を離さずに 何か考えを巡らせながら
うんうんうんうん…と何度も頷いていた


 

I今日もありがとうございましたカムサハムニダ

 

 

 

がその前に ボーイズトークの元になったガールズトークを番外編として8/17(月)→
番外編..春のガールズトーク~殿下ってぇ セックスの後すぐ冷たくなったりしない?

 

 

 


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