久々にエール大浜田宏一教授と連絡を取るー浜田ゼミ出身の山崎元さんの仲介 | 日本ファミリーオフィス協会

久々にエール大浜田宏一教授と連絡を取るー浜田ゼミ出身の山崎元さんの仲介

先日、ある会合で経済評論家の山崎元さんにお会いしたが、その後、山崎さんから浜田宏一先生が私に会いたがっている旨のご連絡を頂いた。早速、浜田先生にメールを出したり、先生の元秘書の方に連絡したりして、浜田教授の次回の来日予定を伺った。浜田教授が体調を崩されたことを知っていたので(これを教えてくれたのはエール大のレビン学長だ)連絡も取らないでいたのだ。


12月にも来日されるとのことで、その間、先生の時間があるときにお目にかかることになった。何と言っても「学界のハマコー」と言われ、東大からの頭脳流出と当時騒がれた人だ。エール大にいくと周りはノーベル経済学賞を取ったような教授ばかりなので、なかなか目立つことはないが、日本では目立つ経済学者だ。


山崎さんから伺うと、浜田ゼミは1学年10名で浜田教授が東大でゼミを持っていたのは10年ほどだそうなので、ゼミ生は全部で100名程度だ。しかし、その中には白川日銀総裁や、山崎さんや、今日話題になった池田信夫さんなど、有名人がたくさんいる。エールではゼミはないが、経済学部には伝統的に東大から多くの大学院生が来ているので、浜田教授を知っている人は多い。


先生は囲碁が趣味で、本家本元のハマコーとの対決を夢見ていたが、ハマコーの死で永遠の夢となってしまった。私も何度か政治家のハマコーには、「学界にも同じ名前の人がいるので、非公式に対局して見ませんか」と誘ってみたのだが、私の話し方が悪かったのか、ハマコーの方が完全にビビッてしまい実現しなかった。これには本当にマイッタものだ。


12月に先生にお会いするときには、ハマコーの一件をお詫びし、ファミリービジネスについての考えでも伺おうと思っている。