毎年恒例となっております2023年の楽曲ベスト10の決定です。

下記条件のとおり選定しました。

 

【条件】

・2023年1月~12月の発売・配信楽曲であること

・1アーティスト1曲

なお、再生回数や思い入れ等も選定条件に加味しており、総合的に判断しました。

 

それでは発表していきます。

 

 

 

⚫STARS / 三代目J SOUL BROTHERS

作詞:sty

作曲:Dirty Orange, sty

編曲:Dirty Orange for Digz, Inc. Group

 

初手ポワーン

あぁ~~ styの音ォ~~

 

グループの代表曲の一つであるR.Y.U.S.E.Iと同じくsty作詞作曲によるアンサーソング。

しかし、初めは負の印象がガツンと襲う。

 

サビ「人生一度きりじゃない」の歌詞を聴いて裏切られたかと思った。

あれだけR.Y.U.S.E.Iで人生一度きりだと夢を追いかけることを自信満々に歌い上げてたのは何だったんだと。

 

曲を聴いているとR.Y.U.S.E.Iが太陽でSTARSは月のように感じた。

 

『この世をば 我が世とぞ思ふ "望月"の 欠けたることも なしと思えば』のように

自分たちの望みがすべて叶う満足な気持ちであったが、

『"月"に叢雲花に風』のように

年月が経つにつれ、良いことが思うようにいかないことを感じたのか?

 

自分が世界の中心であるといわんばかりに野望を持ち、尖がっていたものの、日々活動していく中でできることできないことの分別がつき、恒星に照らされてこそ自分が輝くことを知ったのだろう。

 

大事なのは自分自身を貫き通し歩み続けることを教えてくれた。

これからも物語が続くことを表す見事な楽曲。

 

まさに"隆盛"を過ぎても"ピリオド"がない。

 

 

 

 

 

NO GRAVITY / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

作詞:ZERO

作曲:SLAY HIROKI, ZERO

 

熊野古道付近を旅行中に爆笑問題の深夜ラジオから流れてきた今年最大の通り魔曲

週にお笑い芸人のラジオを約25本、過去回遡ったらそれ以上聴いてきた賜物。

 

透き通るボーカルとともに歌われている、さわやかで壮大な曲。

LDH、宇宙好きすぎるだろ。

 

 

 

 

 

⚫この空がトリガー / =LOVE

作詞:指原莉乃

作曲:塚田耕平

編曲:古川貴浩

 

2020年10選で構成陣も同じである夏祭り恋慕うを彷彿とさせる。

 

シチュエーションにすぐ電車を持ち出すのは秋元の血が流れている指原莉乃らしさ。

登場する歌詞が具体的で出てくる単語のどれもが当てはまらないのになぜかめちゃくちゃ親近感が沸く。

電車通学・通勤なんてしたことないのに感情移入するのは容易だ。

 

姉妹グループ≠MEの『初恋カムバック』も今年の10選を揺るがすほどであった。

「よく聴いたCD それと淡い恋 タイムカプセル 思い出閉じ込めた」のが同窓会で会ったトリガーにて初恋が蘇っている。

 

何かをしているときにふと思い出してしまうきっかけというのは人生歩むにつれ多くなってきたがそのどれもが思い出。

 

曲もまた同じ。

空気の匂いであの季節によく聴いてた曲だなと当時の情景を鮮明に思い出す。

 

この曲自身もまたトリガーとなっている。

主に聴いていた季節や感想を書いているときに何を思ったのかを忘れないだろう。

過去の10選曲を思い返して今でも感情が溢れ出るのと同様に。

 

 

 

 

 

⚫Blue Canvas / ClariS

作詞:丸山真由子

作曲:丸山真由子

編曲:丸山真由子

 

続いては空をトリガーとしてこの曲。

「果てない夢を拓くTrigger」なんて歌詞も。

 

大好物挙動である音\パァーン/👏

軽めに弾けるからパチーンの表現がいいか。

 

心情を自然に代弁させる丸山真由子の暗喩の歌詞が好きすぎる。

漠然としすぎると浅く感じがちだけど、素直な内容だからスッと入ってくる。

 

タイアップ曲としてその作品は立てつつ、ClariS自身のことも歌ってるんだろうな。

 

2人の"CanvaS"にばどんな色で今後を描いていくんだろう。

 

 

 

 

 

ヒカリハナツ / 寺島拓篤

作詞:寺島拓篤

作曲:酒井拓也

編曲:酒井拓也

 

転スラ×寺島拓篤という黄金系譜の王室へ誕生した偉大なるベイビーに盛大な拍手を。

その産声をかき消すように感情が爆発した我が叫びこそが王政復古の大号令となった。

 

 

 

 

 

⚫眩耀夜行 / スリーズブーケ

作詞:ケリー

作曲:小野寺祐輔

編曲:脇 眞富

 

蓮ノ空女学院スクールアイドルのコンセプトを聞いて驚いた。

実際の時間がコンテンツ内でも流れているというのだ。

最初から追っているオタクが正直うらやましい。

 

今から学ぶのは手遅れだろうか。

 

否。

 

僕はまるで娘の部活動のようであるというのが第一の感想だ。

まだ入学すらしていない。

まず中学生でオープンキャンパスに行かせたいな。

良きタイミングで憧れの高校へ入学させてこの部活をやらせたい。

 

とある人物に焦点を当て、共に時間経過していくリアル性に重きを置く楽しみ方、これが至高ではなかろうか。

 

現役時代に大会やイベントに出ている姿を応援することはもうオタク皆さんが現在していることだとして、

今後、進級や入学生を受け入れる一方で卒業者が出るような流れで物語が進んでいくならば、さらに面白い。

 

メンバーの卒業を恐れているオタクもいるらしいが、新たな門出は喜ばしいことではないか。

 

卒業した一般人に対して「娘もOBなんですよ~」なんて関係者面して言っちゃったりして。

「第〇期の誰々の父です。」なんて部に頻繁に顔を出す痛すぎる保護者になっちゃったりして。

現役高校生がイベント出てきた時に「お~~元気でやってる、やってる~」なんて腕組みしながら言っちゃったりして。

 

欲を言うなら卒業した本人も

大学生や社会人となっても芸能活動をしていき、憧れの先輩として大きな夢を与える。

地元企業の事務員として平日の日中は勤務し、夕方や休日はOBとして部の育成に励む。

学校の先生として着任し、部活の顧問として部を指導していく。

地域のプロサッカーチームのチアとして活動し、後輩へ背中を見せる。

なんて展開あったら最高じゃないか。

 

まだ何も知らないからこその戯言だと思ってもらえれば。

 

曲の感想に言葉はいらない。

キモオタスマイルにてサムズアップ、以上。

 

ちなみに僕が一番好きなコンテンツ、咲はまだ現実十数年で作中3か月しか経っていないという。

 

 

 

 

 

LIES GOES ON / May’n

作詞:May’n, 古屋真

作曲:UVENILE, TeddyLoid

編曲:UVENILE, TeddyLoid

 

見事なデッデッデッデッデデデデデデデデデゲデゲデゲデゲ曲調。

ここにきてMay’nの過去一出たかも(当社比)

間違いなく彼女を代表する一曲へ。

 

2サビいかない→デデデデデデデデビュンデデデデビュンドゥキンキンキンキンキンキンキンキンビュンドゥキンキンシュ

の自由演技。

 

 

 

 

 

⚫DANCING DARING / RAISE A SUILEN

作詞:織田あすか

作曲:都丸椋太

編曲:都丸椋太

 

RAISE A SUILENから2年連続10選輩出するとは。

 

数年前バンドリがけいおん曲をカバーしたものの元ネタを知らないオタクがいたことで物議を醸したが、

僕はこのロック調、以前から聴いているような異常な安心感で

「あぁーーー!!!バンドリ以外の曲だーーー!!!!」

カバーしたんだ!ところで元ネタなんだっけ?

とバンドリキッズ亜種に成り果てた。

 

 

 

 

 

⚫Brand new day / sana(sajou no hana)

作詞:PA-NON

作曲:Tsubasa

編曲:渡辺拓也

 

Apple Musicでアニメ曲適当に漁るか~の気持ちからの初聴で虜になった。

 

僥倖!!!!!!!!!

 

正直ボーカルのことをこの曲で知りました。

バチバチの実力派アニソンシンガーって感じ。

恐ろしい歌唱力で力強く歌い上げている。

 

そしてしっかりある跳びポで昇天。

 

 

 

 

 

Please, please! / 大橋彩香

作詞:Kanata Okajima

作曲:Kanata Okajima, pw.a

編曲:pw.a

 

「そばにいてよ お願い お願い!」

2文字目の破裂音"ば"で大橋彩香の唾が耳にかかる幸福感。

 

ダイスキ。と同じ構成陣にて2019年以来の大橋彩香10選入り。

 

 

 

 

 

 

★まとめ★

 

明らかに数年前より濃度が薄い。

 

曲の探し方に疑問を持つ。

サブスク加入して曲が聴けるようになってしばらく経つけどいまだついていけてない。

 

ほぼほぼ無限に新曲が次々とリリースされていくし、きりがない。

いわゆる流行りの曲は簡単に得られるし、偶然の出会いこそ起きやすくなったかもしれないが、深掘りはなかなか労力がいる。

 

情報収集からは間違いなく漏れ出ているのがモヤモヤしてたが、とうとう今ではその気持ちも薄くなっている。

ふてくされて過去の曲をメインに聴いている自分もいる。

 

網羅するのはあきらめて、聞こえてきたらラッキーと割り切っているくらいがちょうどいいのかも。

"聴く"から"聞く"への意識変化。

 

以上2023年楽曲10選でした。

 

プレイリストへのリンクを載せておきます。

‎2023楽曲ベスト10 -プレイリスト - Apple Music

 

 

他のプレイリストも公開していますので追加やフォロー大歓迎です。

過去の10選のブログについても載せときます。

2022楽曲ベスト10

2021楽曲ベスト10

2020楽曲ベスト10

2019楽曲ベスト10

2018楽曲ベスト10

2017楽曲ベスト10

2016楽曲ベスト10