アモラ=クアンイン 「プレアデス覚醒への道」太陽出版より
2万6000年前、どうしたら霊的なゴールに到達し、地上のマスターになることが
望めるかを、地球の人々はぜひとも理解する必要があったのです。
プレアデス人たちは人類にハイヤーセルフと永久につながるための通路である「カー」
について教えました。
その後、5200年にわたりエジプトやアトランティスの「カー神殿」において
数千人の人々がイニシエーションを受けて
覚醒し、その多くはキリスト意識に達成しました。
その5200年の終わりには大規模な地震があり、
レムリア全域やアトランティス大陸の半分は崩壊しました。
このとき地球に残ったレムリア人の人々はシャスタ山の地下に移住し、
また少数はネイティヴアメリカンやハワイ、チベットの人々と交じり合い、
それぞれの霊的リーダーや教師として活動してきたのです。
それに続く一万年のあいだにアトランティス人たちははっきりと二分されていきました。
霊的純粋さを保つメルキゼデク騎士団グレーローブ、
そして人を意のままにあやつる支配力にたけたブラックローブ
これがのちに光と闇との分離の始まりとなった
アトランティス人が新しく移住した土地では、女神をまつる神殿が約5000年間にわたり
力を持ちました。
男性や女性の神殿はメルキゼデク、トト、アローラの聖なる教えを表明し続けると同時に、
その土地特有の元型的な神や霊的な修養も取り入れながら教義を広げていったのです。
このようにして男性、女性の使命や霊的な儀式、ヒーリング法、霊的進化に関する教えは
エジプトやギリシャ、中南米の一部へと伝えられました。
ドリーン=バーチュー「願いを叶える77の扉」クレイヴ出版より
メルキゼデク
メルキゼデクの名前には「義の王」あるいは「平和の王」という意味があるといわれています。
現在のエルサレムに住んでいた位の高いカナン人祭司でもあり、王でもあった
メルキゼデクは、アブラハムの教師役も勤めていました。
太鼓の神秘学書には、何千という数の人を空いてに魂の解放を行ったという記録が残されています。
この時にメルキゼデクの横に立っていたのが、大天使ミカエルだったといわれています。
メルキゼデクは、戦争で勝利したアブラハムを真っ先にパンとワインで祝福したとされています。
フランスのシャルトル大聖堂にある彫刻は、聖杯を高く掲げるメルキゼデクの姿を模したものです。
聖パウロは、イエスを「メルキゼデクの修道会」の修道士だったと語っていますが、
これはイエスが最後の晩餐にパンとワインで聖体拝領を行ったことからも説明つけることができます。
ニューエイジャーの間では、メルキゼデクが太古の叡智を守る高位の存在であるとされています。
このグループは「メルキゼデク騎士団」あるいは「宇宙の祭司団」という名で呼ばれています。
メルキゼデクとコンタクトを取ったとき、射抜くような光を宿した青い瞳の、背がとても高い男性が現れました。
まず告げてきたのは、彼が虹の色の流れを調節するスイッチを監視しているという事実でした。
虹の七色は物質界に存在するすべてのものが発するエネルギーを象徴するものなのです。
形があるものだけではありません。感情や思考も独自のエネルギーを発していて、
それを色分けすることができるのです。