朝の６時頃に生まれた人は、
ホロスコープで言うところの
１２ハウスというところに
太陽が位置するの。
そこに太陽が入った人は、
それが何座であっても
魚座のような性質を持ち合わせるのよ。
そしてそれが
その人の今世生まれた人生のテーマになるわけ。
このような記述を読みましてひっくり返りそうになったんですが
12ハウスにある＝魚座のような性質を持ち合わせる
ではありません。
ついでに
これは西洋占星術（ホロスコープ）だけじゃなく、西洋・東洋いろんな占いと呼ばれるもので、生まれた時間を重要視するから
きっとそこには大きな意味があるのね。
きっと…？
いろんな占いで生まれた時間を重要視するのではありません。
命占と呼ばれるもののうちの一部です。
「きっと」ではなく、
なぜそのようなことが言われるのか根拠を説明できないと…。
あと、ハウスがその人の重要なテーマになるのではなく
そのフィールドで活躍するということです。
うーん。
例えば野球選手は球場で活躍しますね。
でも、サッカースタジアムでは活躍しません。
これを、この方のおっしゃる「テーマ」に置き換えてしまうと
野球選手の人生の大きなテーマは球場
ということになります。
いかに理論が破綻しているか分かりますよね？
何言ってんだおめぇ、みたいになる(あらやだお口が勝手に
そしてサインとハウスは全然別物です。
だって時間軸が違うんだもん。
その人の生まれた時期と、その人の生まれた時間には相関関係はありません。
じゃあこれも例えるなら
新米といえば収穫したてですよね。
じゃあこれが朝なのか夜なのかで
「朝風味」になるか「夜風味」になるかって変わらないでしょう。
もしくは、朝採らないと「新米」とは言わないとか、
そんなことにはなりませんよね。
サインは役割やファッションのようなもの、と言いますが
要するに心理の部分です。
でもハウスは実際に動く舞台の部分です。
確かに初学者にはこういう勘違いは起こりやすいし
同じような感じじゃないの？
と思うこともあるでしょう。
それはそれで、イメージをつかむのには良いと思います。
ただ、それはいずれ鑑定をしたりしていけば
自ずと感覚的に分かっていくと思うし
こういうのは技術なので
ある時唐突に「あ、そういうことか！」
って分かったりするんですよね。
感覚は勉強の問題ではなくて場数の問題です。
なので、場数を踏むと分かるようになります。
あぁ、長くなってしまった…
ま、そういうことで
サインとハウスは似て非なるもの、だけでも
うっすら知ってもらえればと思います。
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