8月15日に姫路の破磐神社で行なわれた奉点燈祭という火祭りです。
豊臣秀吉に焼き討ちされた峰相山鶏足寺の僧侶達や氏子を慰める祭りです。途絶えていましたが、昭和60年に復活されたものです。たいまつを回しながら練り歩き、最後は十数人がたいまつで打ち合う勇壮な祭りです。
祭り全体は村の鎮守の祭りという趣で、盆踊りあり、富くじありと、村の人によって運営されており、なにより子供たちが多く参加していることに感動しました。今時このような素朴な祭りは少ないのではないでしょうか、これも中田宮司のご人徳のなせるわざと思いました。

$jetのつぶやき-奉点燈祭

この神社の「破磐」という名前は、神功皇后が三韓征伐の帰りに、忍熊王の反乱にあったとき船を止めて神託を求めたところ、大己貴命の神託があり三本の矢を放った。一本目は印南郡的形に虚矢として落ち、二本目は飾磨郡安室辻井に落ち、三本目が太市郡西脇山中の大磐石を三つに割ったという逸話から名付けられており。この磐が「われ岩」として神社から1.5km離れた場所にあります。
この「われ岩」磐座は20年前に探したことがあったのですが見つかりませんでしたが、宮司さんに詳しく場所を教えていただき拝することができました。
宮司さんによるとこの磐座の周りが整備されたのは平成2年とか、それまでは忘れ去られていたようです。見つからなくて当たり前だったようです。
この磐座の前では、たくさんの不思議写真が撮られているようで、とても神徳のある磐座のようです。
$jetのつぶやき-われ岩