マイクロソフトが 「Windows Phone 8」 発表(悩) | 仕事の覚書き

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MS、「Windows Phone 8」発表--搭載端末の出荷は2012年秋

う~ん… あせる

Microsoftは、提供されてからまだ間もない同OSを、洗練された「Android」や「iOS」プラットフォームと肩を並べるレベルまでに成熟させようと入念に取り組んでいる。VerizonやNokiaといったパートナーOEMおよび通信事業者らは、Windows Phoneの可能性に期待を高めていると同社は述べている。

姿勢は認めますが…、それで売れるようになるなら苦労しない… あせる

結局は「Windows Phone 7」はリリースしたものの、泣かず飛ばずだったということでしょうか。

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バージョンが「Windows Phone 7.5」(開発コード名「Mango」)から、後継OSである「Windows Phone 8」(開発コード名「Apollo」)に変更ねぇ…

別にそんなことはどうでも良いのですが…(苦笑)

Windows Phone 7 はいろいろと問題があったのでしょうか?!

● マルチコアプロセッサ
● 3サイズの画面解像度をサポート
● microSDカードスロットに対応
● 短距離無線通信(NFC)をサポート
● 「Wallet」機能を備える

「Windows Phone 8」では以上の機能がエンハンスされると言うことは、従来の「Windows Phone 7」では対応出来ていなかったということ?!

最後の2つはオプショナルとしても、最初の3つが実現出来ていないというのは致命的では?!

要は、ベンダーにスクラッチでデバイスを開発しろと言っているようなものですから、そもそも、ベンダーは対応出来ない わけです(苦笑)
マイクロソフトは、これが「Windows Phone 7」の敗因だと思っているようです♪

PC版の「Windows 8」とカーネルを共有することから、MicrosoftはWindows 8のすべてのバージョンにまたがるクロスプラットフォームソフトウェアの開発が容易になるとも述べている。

● マルチタスク処理が強化
● ビデオおよび音声チャット向けにVoIPがシームレスに統合

ということは、「Windows Phone 7」はとりあえず派生したOSベースだったということ。まあ、それでもきちんと動けばまだ良いわけですが、カーネルもリアルタイムに対応しきれていなかったということでしょうか?

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もともと、Windows のカーネルは1990年代後半に Mach OS の技術を取り入れていますので、組み込みはしやすかった筈だとは思いますが、完全な融合は 「不要」 ということで、長いこと組み込み形は 「別物」 で管理されてきていましたから、スクラッチから起こしたかどうかは不明ですが、「『Windows Phone 8』でようやく実現することが出来た!」といったところでしょう。

Windows 8 ベースでアプリケーション開発をしている企業にとっては、確かに、いろいろとバリエーションも高まってくるような気がしなくはありませんが、とは言っても 漸くスタートラインに付いた状況 であります。
とりあえずキラーアプリの類は、マイクロソフトがインセンティブを付けてでもリリースすることで利用を盛り上げていくのだとは思いますが(苦笑)

まあ、ポイントは 「ビジネスユーザーの動き」 であります。

技術的に期待されていたスタートラインに着いたということは、まあ、評価されても良いと思いますし、これだけの Windows 資産を抱えるマイクロソフトですから潜在的に脅威であることには変わりありません が…

ネットサーフィン程度が基本の家庭用パソコン・パーソナル市場の需要は、今やタブレット市場に食われんとしている訳で、ココを抑えることが出来たとしても、アプリケーション価格下落な潮流は止めることは出来ない わけで…

やはり、ポイントは 「マーケット戦略次第」 と言えそうです♪