エジプトいにしえの神々と王族を紐解く旅行記② | ジェニーのBrillanteな日々

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毎日ツイテル。
昨日より今日がHappy。

エジプト2日目は日の出前の出発。
バスから朝日が昇るのを見て、
今日も暑くなるゾー‼️の覚悟をする感じ。




途中、ドライブインでトイレ休憩。
なかなかレトロなドライブイン。
トイレ自体は綺麗なのに、流れが悪くてそれが残念。
トイレはチップ制ですー。


もうね、旗とか褪せまくってちぎれてるの。


果てしなく続く砂漠と一本道。
ここ、この後たくさんダンプカーが通ったんだけど、
通り過ぎる時に必ずこっちみてクラクション鳴らす。
それも満面の笑みで爆笑爆笑爆笑
とにかく愛想いいっていうか、バスに乗ってれば
外から目を合わせてきて、ニッ爆笑
外にいれば車のクラクション鳴らして、ニッ爆笑


バスのラッピングがモントゥ🐦

<アブシンベル神殿>

いよいよアブシンベル神殿に到着🏛
まずお土産街道をワンダラーワンダラーの嵐を浴びて
通過。


もう既に暑い、、


ワンダラー嵐のお土産店街道


チケット🎫

入り口を入り、ヒマ君の解説を聞きながら
みえてきましたよー‼️



もうね、感涙。
なんだかわからないけど、なんだかこの哀愁というか
ただそこにあるだけなのに、この存在感えーんえーん


アブシンベル神殿は大神殿と小神殿の2つあります。
大神殿の祭神は太陽神ラー。
そしてファラオの中のファラオと言われるラムセス2世の青年期から壮年期までの4体の像が置かれています。

左から青年期、右に行くほど歳を重ねた肉体と表情になっています。


中に入ると両側にオシリスを模したラムセス2世の像(両足が揃えられている場合はミイラ=冥界を表す)
その奥に「至聖所」がある。


ラムセス2世の業績「ガディシュの戦い」
教科書にあったあった‼️


至聖所

年に2回神殿のこの奥まで日の光が届くようになっているそう。(本来はラムセス2世の誕生日の2月22日と王に即位した10月22日にこの現象が起こるとされていますが、神殿の移設によって日がズレてしまったようです)

ここの何が凄いかというと。。

至聖所の4体の像のうち、冥界の王プタハ(セクメトのダンナ様照れ)以外は全て日の光が当たるようになっているのです!プタハは冥界の王なので敢えて暗くしているという。

ちなみに

左から
プタハ神、アメン・ラー神、
ラムセス2世、ラー・ホルクアティ神


ラムセス2世の像のうち左から2体目は、神殿完成の数年後の地震で崩れてしまいました。

ここでもう一つ凄いこと‼️

実はアブシンベル神殿は、1960年代のアスワン・ハイ・ダムの建設において水没の危機にあったのを、ユネスコが中心となって1964年から68年の4年間で今の場所に移設したとのこと。

それも確実に正確に分割して再生したそうなんです‼️
その手間と緻密さってどこから来るんでしょうか。
説明を受けながら心の口があんぐりガーン


現在、ラムセス2世像はこのナセル湖(アスワン・ハイ・ダムによってできた人工湖)を見つめながら佇んでいます。

次は大神殿の横にある小神殿について書きます。
(1つの記事に写真が15枚しか貼れないので)