2017J2リーグ第13節 長崎戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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3試合振りの勝利は5ゴール!
しかも3試合振りの“クリーンシート(無失点試合)”です!
今日も勝手に振り返ります!





2017J2リーグ第13節
フクダ電子アリーナ 5/13 15:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 5 ー 0 V・ファーレン長崎
         (前半 1 ー 0)
         (後半 4 ー 0)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也 
DF キム・ボムヨン
DF 近藤 直也(68分 → 大久保 裕樹)
DF 岡野 洵(76分 → 乾 貴哉)
DF 山本 真希
MF 佐藤 勇人
MF 高橋 壱晟(46分 → 町田 也真人)
MF アランダ
FW 船山 貴之
FW 指宿 洋史
FW 清武 功暉



ベンチメンバー

GK 山本 海人
DF 大久保 裕樹(68分 ← 近藤 直也)
DF 西野 貴治
MF 町田 也真人(46分 ← 高橋 壱晟)
MF 乾 貴哉(76分 ← 岡野 洵)
MF ラリベイ
FW 菅嶋 弘希



得点

5分 船山 貴之②
46分 清武 功暉④
55分 清武 功暉⑤
65分 清武 功暉⑥
79分 船山 貴之③



警告/退場



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:16-12
GK:10-14
CK:11-6
直接FK:14-15
間接FK:5-2
オフサイド:4-2
PK:0-0



第13節時点
J2リーグ 12位
勝ち点 19
得点 18
失点 16
得失点差 +2
完封試合 5



勝ち①②③④⑤
分け①②③④
負け①②③④



今季得点

清武 功暉①②③④⑤⑥
船山 貴之①②③
高橋 壱晟①②
ラリベイ①②
町田 也真人①
西野 貴治①
近藤 直也①
指宿 洋史①
山本 真希①



今季警告(累積警告)/退場

若狭 大志 退場①
熊谷 アンドリュー警告④(①)
清武 功暉 警告③
多々良 敦斗 警告③
町田 也真人 警告③
ラリベイ 警告②
船山 貴之 警告①
アランダ 警告①
羽生 直剛 警告①
イ・ジュヨン 警告①
西野 貴治 警告①
ホルヘ・サリーナス 警告①
佐藤 優也 警告①
近藤 直也 警告①





あいにくの空模様でしたが。
試合は久し振りに、スカっとした勝利でした!



勝った試合、しかも5ゴールでクリーンシートですから。
つい浮かれて、酒がぶ飲みして騒いでしまいますが。
こういう時こそ、冷静な目でチームを見るべきとは思います。


よい面悪い面、色々ありました。
ただ、エスナイデルジェフが目指すfootballが“ハマれば”。
こういう試合になるよなって試合でした。



大勝に浮かれてばかりではいけませんが。
勝った日くらい、素直に喜びたいですよね。
サポとしては。


試合前から、監督や選手ボロカスにやったり。
勇人アンカーは云々言ってた人も。
素直に喜ぼうよ、とは思います。


勝てなかったら監督が悪い。
勝ったら、相手の調子が悪かった。
普段監督が使わない選手が活躍した。
何を感じ何を吐き出すのも、個人の勝手ですが。
前に進もうと奮闘するクラブや選手に、水を差すのは小声にしておこうぜ!
酔っ払いは、そんな事を感じました。


土砂降りの雨の中。
選手はよく戦ったと思いますし。
サポだって頑張って応援していた。
そこに、つまらない事言うのは。
誰も面白くないと思いますよ。
私はそう思います。



ここから、今日も勝手に振り返ります!





今日の“大勝”の要因は。
長崎が前からプレス掛けてきて、引いて守る姿勢ではなかった事。
ジェフの選手起用が、組み合わせ・バランス含め填まった事。
これが大きな要因と思います。


更に、開始早々に先制出来た事。
後半開始早々に追加点を奪えた事。
これが本当に大きかった。


エスナイデルさんの狙う展開通りの試合だったと思います。
ジェフは、填まれば毎試合これくらいの事は出来る。
それを証明した試合だと思いますし。
その為には何が必要か。
何が足りないか。
それが、朧気にも見えた試合でした。


ここから勝手に語ります!





まずは今日もメンバーから。


熊谷と若狭が出場停止でしたが。
エスナイデルさん、色々変えてきました。


この試合も金沢戦に続いて“4-3-3”でした。
出場停止のCB若狭の所は岡野、アンカー熊谷の所は勇人がそれぞれ今季初先発。
金沢戦はインサイドハーフで先発、後半から右SBでプレーした真希がスタートから右SBに。
金沢戦で後半からインサイドハーフでプレーしたアランダが、スタートから壱晟と並んでインサイドハーフに。
3トップの内CFをラリベイから指宿に。
金沢戦から4人代えてきました(2人は出場停止)。


先発を外れた北爪は、ベンチにも入らず。
ラリベイはベンチに。
西野と大久保がベンチに復帰、怪我との情報があった也真人もベンチに復帰です。



ここから中3日でアウェーヴェルディ戦、更に中3日でホーム熊本戦と連戦になるので。
GWの連戦と同様、メンバーはちょこちょこ変えていくとは思いますが。
長崎戦の後半のメンバー・戦い方は。
今後のエスナイデルジェフの一つの“基準”になるかもしれません。




酔っ払いが長崎戦のポイントと感じたのは。
アランダを1列上げてインサイドハーフに配し、勇人がアンカーとしてプレーした事。
左SBに、個人でもゴリゴリ押し出していけるキム・ボムヨンを置いて。
右SBに、本来はインサイドハーフやボランチでプレーする真希を置いた事。
指宿を、“3トップのCF”としてスタートから起用した事。
“キャプテン”近藤のCBの相方を、スピードと出足のよさが特徴の岡野に変えた事。
この5点です。



今季のエスナイデルジェフ。
ここまでの試合では、也真人がピッチにいるかどうかで。
試合の内容が、大きく変わっていました。


エスナイデルさんの“理想”とすれば。
CBとアンカーの所でボールを動かし、ボールを保持し続けた上で相手を押し込んで。
そこからの長短のパスで、主にサイドのスペースから攻撃の“スイッチ”を入れる事だと思います。
アンカーがアランダではなく熊谷で。
近藤の相方CBが若狭(3バックの時は多々良も)っていうのは。
そういう理由だと、勝手に思っています。


ただ、アンカーでプレーする熊谷は。
“緩急”でいうと“緩”のタイプ。
そしてアウェー松本戦辺りから、引いて構えて守る相手が増えた事で。
ボール支配率が70%近い試合が多くても。
前の選手の“相手のブロックを崩す”動き・プレーが少なく。
熊谷の特徴もなかなか活きないし。
チームで効果的に相手ゴールに向かえない試合が多かった。


その中で、也真人は攻守に走り回り。
前線からのプレッシャー・ディフェンスの中心でしたし。
アンカーの位置まで降りてきて。
そこでボールを受けて、攻撃の“スイッチ”をいれる事を含め。
多くの“役割”を背負ってプレーしていた。


也真人に多くを“背負わせ”過ぎて。
攻撃面での“特徴”を、完全に発揮出来ない状況を作ってしまっていた。
也真人がいないと、同じ事を一人で“完結”出来る選手がいないので。
戦い方が、大きく変わってしまう。
変わらなくても、精度が大きく落ちる。


具体的に少し書くと。
也真人が並んでいるから、壱晟はより攻撃面に注力出来たし。
前でパスコース他限定出来ているから、カバー・フォローやバランス取りにまだまだ課題のある熊谷のアンカーも。
より“ゲームメイカー”としての役割に注力出来た。


也真人が怪我明けで、熊谷・若狭が出場停止。
ちょうど重なったこのタイミングで。
エスナイデルさんは、“也真人に集中している”役割を。
チームで分散する事に着手したんだと、勝手に思っています。




ボールを奪う事と、展開を予測したディフェンスに長けたアランダ。
アンカーに置くと、球離れが悪い(遅い)事もあって相手が真っ先に対策してきた所です。
それで展開力のある熊谷をアンカーに置いていたのだと思っていますが。
1列上げてインサイドハーフでプレーすれば。
也真人同様の、運動量以外では也真人以上の“フィルター”になれる。


更にアンカーに勇人を置く事で。
カバー・フォローやバランス取りに長けた勇人が“2層目のフィルター”になれた。


前に出ていくプレーこそ、勇人の真骨頂。
勇人が前に出れば、アランダが下がってカバー出来る。
アランダが攻撃に注力する時は、勇人がカバー・フォロー出来る。
“タテ関係”の“ダブルボランチ”の様な関係が出来ていたと思います。


アランダと勇人の関係は。
当然“もう1枚”のインサイドハーフに影響します。
後半スタートから壱晟に代わってピッチに立った也真人は。
多くの“役割”を背中から降ろせて。
チャンスメイクやゴールに向かうプレーに注力出来た。
相手ディフェンスラインの裏や空いたスペースに走るプレーや。
味方にスペースや時間を作る“無駄走り”に、より注力出来た。
これは、チームの“大きな”変化だと思います。



では、熊谷(アンカー)からの“展開力”が無い事をどうカバーするか。
真希の右SB起用が、それだと思います。


ここまでエスナイデルさんは。
3バックの時の両WB、4バックの時の両SBに。
常に高いポジションに顔を出す事。
運動量とスピード、そしてタテに仕掛ける“突破力”を求めてきたと思います。
左はサリーナスや比嘉がプレーし、試合中も代えてきた印象がありますが。
右はほぼ北爪だった事を見ても、求める役割ははっきりしていたと思います。


“ハイプレス”の隙や、アンカーのカバー・フォローの甘さは。
北爪が運動量で埋めてきた。
そんな側面があると思いますし。
相手が特にジェフの“左サイド”を突いてきた事からも。
北爪は、相手にとって攻守両面で“脅威”になれていたのかなと思います。


アランダと勇人を一緒にプレーさせる事で。
真ん中のディフェンスが安定した。
也真人がのびのびプレーする事が出来て。
“ハイプレス”は安定した。
そこで右SBで、北爪に代わってプレーした真希は。
当然北爪とはまったく違うタイプの選手ですし。
ここまでエスナイデルジェフでSBとしてプレーしてきた選手とは。
まったく違うタイプの選手です。


真希は、いわゆる“トップ下”だとかでプレーするタイプの。
チャンスやゲームを作る、“天才肌”の選手です。
運動量もスピードも、年齢的な意味も含め多くは求められない。
では、その真希を何故SBにしたのか。


左には、ワンツーパスや味方のとの関係だけでは無く。
一人でもゴリゴリ押し込めるボムヨンがいる。
注目するポイントは。
ここまで右サイドでプレーし、北爪と関係を作ってきた也真人が左に移って。
アランダが右でプレーした事です。


左はボムヨンがいて、攻守に走れて。
更に也真人(前半は壱晟)がいる事で。
タテに仕掛けられる。
アンカー(熊谷)がやっていた役割を。
右SBの真希が、サイドのスペースで背負う。
元々サイドにボールを動かしサイドから攻撃の“スイッチ”を入れる事を狙っていたのだから。
大元のボールを供給するのが“アンカー”から“右SB”に変わっただけ。
その為に、アランダを右に入れて。
勇人とアランダで、“ボールの供給元を守る”様にした。
私は、そう感じます。



これには続きがあって。
長崎が前からプレッシャー掛けてきて。
引いて守ってこなかった事と。
試合当日が土砂降りの雨で、足元が安定しないスリッピーな状態だった事。
これで、ジェフはいつもよりも長いボールを多用し。
“CF”指宿にボールを集める事で、長崎を押し込みました。


指宿は今季途中に加入以降。
基本的にゴールがほしい局面で、ラリベイと2トップを組む事が多かった。
先発した讃岐戦も、“3-5-2”の2トップでした。
長崎戦では、“3トップのCF”としてプレー。
ここまでの試合とは、少し役割が違いました。


動きながらボールを受ける事が出来る(受けたい)ラリベイ。
相手に引かれると、なかなかゴールに向かって効果的に仕掛けられず。
結果としてラリベイを活かせていなかった、ここまでのジェフ。
指宿は、相手に囲まれた状況でもボールを受けて。
そこからボールを散らす事が出来る。
ラリベイは、ダイレクトとか2タッチで直ぐにボールを動かしたいタイプと思いますし。
密集の中でそれが出来る選手だと思いますが。
周りがそれについていけてない局面が、今まで本当に多かった。
それに関しては、未だ大きな課題です。
指宿は、構えて懐にボールを収めて。
そこから展開出来るタイプ。
現時点でのジェフの攻撃には、とても合っているタイプと思います。
指宿に当てたボールに、両WGの船山と功暉が絡んで。
更に後半は也真人やアランダも絡む事が出来て。
相手を押し込む事が出来た。


昨季のエウトンの様なプレーでした。
相手に囲まれているのに、そこから前にもボールを散らせる。
ゴール前でボールを受ける動き・プレーにまだまだ課題のあるジェフにとっては。
とても秀逸なプレー振りでした。
ここで重要なのは。
右SBに入った真希から、長短どちらも良質なボールが入った事。
ピッチの“ど真ん中”にいるアンカーからは。
なかなか“CF”には真っ直ぐにパスは出せない。
サイドにパス出しの“起点”がある事で。
CFに、後ろから直接“ラフ”ではないボールが入る。
これは、本当に大きかったと思います。


功暉の1点目とか。
正にこのパターンでしたからね。



もう1点は、岡野をCBに起用した事です。
ディフェンスリーダーである“キャプテン”近藤は。
スピードと瞬発力に欠ける。
ここまで書いてきた事により、近藤の相方には。
“展開力”だとかではなく。
純粋に“スピード・瞬発力”や“対人強度”を求められる様になった。


岡野は、恐い恐いと言われていた長崎FWファンマ選手と互角にやりあい。
最後足をつってしまいましたが。
そこまで“シュート0”で抑えた。
これも、チームにとって“大きな変化”だと思います。




“5-0”と大勝したから。
後から言える事かもしれませんが。
エスナイデルジェフは、一つ大きな“シフトチェンジ”をした。


私は、この“長崎戦”が。
今後の一つの“基準”になると思っていますが。
残念な事がいくつか。


まず、勇人や真希は。
中3日の“3連戦”で、270分フルには戦えないと思う。
特に真希は、GW連戦にも出場しているし。
なかなか厳しいと思います。


途中で代える事前提では。
特に連戦での続けての起用は難しいと思います。



もう一つは。
勇人とアランダの“ダブルフィルター”システムだと。
ジェフの期待の星である壱晟が。
ポジションを失う可能性が高い事です。


Bay-FMの番組で、“俺がチームを引っ張る”と高らかに意思表示したのに。
この戦い方では、也真人とポジションを争う様になってしまいます。


熊谷の扱い同様。
難しい課題ですね。
熊谷はレンタルですが、壱晟は新卒選手ですし。


ただ、プロのfootball player ですから。
監督に選ばれピッチに立つ選手が一番なのであって。
素人の我々は、監督が選んだ選手を応援するのみかなとは思います。





このまま、水曜日開催のヴェルディ戦プレビューまで書こうと思っていたのですが。
やっぱり無理でした。


ヴェルディ戦は、ブログお休みします。
その次の熊本戦のプレビューで。
ヴェルディ戦の事は語る予定です!



昨日は土砂降りの中。
酒は飲んでいましたが。
一生懸命拍手して応援しました。


歌ったり大声出せなくても。
拍手ならば、酔っ払っていても出来る。
それを改めて感じました!


フクアリは、屋根があるので。
スタンドの音が反響します。
拍手一つで、スタジアムの雰囲気変わりますから。
出来る人は、頑張りましょう!



もう眠いので。
試合の具体的な事は語れません。


まあ、いつも通りの感じですが。
今後も、お相手お願いします!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



HP作りました。
犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)
こちらも是非宜しくお願いします!



いつもいつも本当にありがとうございます!
ジェフ部門では、ずっと1位でいられて。
本当に、マジで感謝しています!
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ジェフユナイテッド千葉ランキング






今日の一言「大勝したから、次もヴェルディに大勝しちゃおうぜ!」