営業時間を電話で確かめて、国分寺とんかつとんきにとんかつを食べにいった。
いつものように綺麗に清掃された一枚板の白木のカウンター席に座る。
私がその日注文したのはヒレカツ定食である。
いつもは、ロースカツ定食だが、その日は胃の調子がよくなくあまり食欲がなかったのでそうした。
ヒレカツは赤身の部分が多いので、さっぱりしているが、とんかつの美味しさは変わらない。
あの衣が剥がれ気味の独特のとんかつの美味しさが味わえる。
ここにその日訪れたのも同行者の切なる希望があったからである。
同行者は、元気よくいつものようにロースカツ定食を頼み、脂身部分も楽しんでいたようである。
そして、いつもながら豚汁が美味しい。
豚汁専門の豚肉を選別しているように思える。
相変わらず昼は老夫婦2人でやってらっしゃるが、キャベツのお代わりはいかがですかというご主人のサービス精神や可愛らしい女将さんの声は健在だった。
こういう厳しい状況の中、いつまでも永く商売を続けてほしいものである。